日本テレビ・読売テレビ系にて毎週木曜日
深夜23:59〜放送
「恋がヘタでも生きてます」(全12話)
主演・高梨臨
登場人物全員、「恋がヘタ」!
「好き」の次って、なんだっけ?
女性向け恋愛ゲームのプロデューサーとして働く女性・茅ヶ崎美沙。彼女は仕事が大好きで社長になることが夢だった。
そんななか、美沙の勤務するゲーム会社“バスキア”に経営のプロである新社長・雄島佳介が就任することに。
会社のためにひたすら頑張ってきた美沙は佳介に昇進のチャンスを奪われたと不信感をあらわにする。
さらに、佳介は社長の座だけではなく美沙の唇を奪う。
一方、夢だった結婚を前にした女性・榎田千尋は婚約者に浮気される。
悲しみに暮れ、落ち込む千尋は指輪を池に落とし、それを拾おうとした自分自身も溺れてしまう。
そんな千尋の命を救ったのは、恋愛という概念を持たずにセフレで十分だと考える男性・橋本司だった。
恋がヘタな男女が繰り広げる不器用な恋愛模様はどうなっていくのか?
良かったよ。
途中、うーん、な展開もありましたけど
最終的には円満に終わって良かった。
私、個人的に千尋ちゃんと橋本さんの恋模様が気になるし、すごく好きで。
私、今まで割と主人公とその相手を応援するタイプだったんですけど、今作ではもう1組の方がすごい気になっちゃって、それが千尋ちゃんと橋本さんなんですけども(笑)
また、千尋ちゃんが可愛すぎて最高だった。
あの笑顔天使だよ…!
途中、男性の方々がそれぞれ抱える事情に振り回される女性陣(ヒロインたち)がちょっと可哀想だなぁと思いましたが(笑)
特に美沙ちゃんはね、恋愛には失敗してるから。
もちろん、コメディー的な部分もありつつ、進んでいくそれぞれの恋模様なんですが。
登場人物全員恋がヘタ、ということでまあ不器用すぎる(笑)
なかなか、上手くいかないそれぞれの関係にもどかしさを感じつつも最終的には上手くいってほしいなと思った。
でもまあ、ネタバレだけど最終的には上手くいったのですごく綺麗に終わってる少女漫画だなぁと。
分かると思うけど、最後の千尋ちゃんと橋本さんのシーンは感極まって嬉し泣きしました(笑)
本当に、千尋ちゃんが報われて良かった。
彼女には幸せになってほしいもの…!
最高です!(笑)
金曜日
テレビ朝日系にて毎週金曜日夜23:15〜放送
「女囚セブン」(全8話)
主演・剛力彩芽
冤罪の殺人罪で刑務所に放り込まれた謎に包まれた京都の芸妓・神渡琴音。
彼女が収監されたのは、女性刑務所で日々そこでは女たちの激しいバトルが繰り広げられていた。
謎多き政治秘書・楠瀬 司
夫殺しの元ヤンシングルマザー・市川 沙羅
遺産目当ての後妻業の女・津田 桜子
全身整形の美容整形看護師・矢島 千鶴香
老々介護で夫を殺した最高齢・平塚 うめ
嘘だらけの食い逃げ女・坂本 奈津
アクの強すぎる7人の女たちの中で琴音は生き抜けるのか。
そして明かされる7人の犯した過去の罪…
女子刑務所で描かれる群像劇コメディー。
それぞれ、1話完結で琴音以外の6人の過去が暴かれていきます。
なぜ、彼女らは罪を犯したのか。
その背景には現代が抱える社会問題が大きく関わっていました。
もちろん、コメディーさもありますがそう言った現代の闇が琴音により暴かれるシーンは迫力がありました。
さらに物語のすべての根底には、なぜ琴音は冤罪で刑務所へ入れられたのか?という謎があり、この全8話かけてその謎が明かされていくのも面白い。
なにより、琴音の決め台詞
「罪は犯す奴が悪いんじゃない、犯させる奴が悪い」
毎話、このシーンでスカッとしました。
確かにこの言葉は捉え方によっては、不満を持つ人もいると思いますが
ただこの作品に出てくる女囚たちは罪を犯さざるを得なかった状況というのもあるかもしれません。
でも、だからと言って償わなくて良いと言っているわけではないのです。
それは最終回を見ればよく分かります。はっきりと罪に対しての償いは必要であることが提示されてました。
短い8話のなかでしっかりと伏線が張られ、最終話で回収されていくのもとても気持ち良かった。
モヤモヤしない、スカッとした終わり方で見て良かったなと思いました。
土曜日
NHK 毎週土曜日夜20:15〜放送(再放送あり)
土曜ドラマ「4号警備」(全7回)
出演・窪田正孝、北村一輝
“4号警備”・・・それは民間の警備会社の身辺警護(ボディーガード)
手錠も拳銃も持たない民間警備。
元警察官で明るく、ノリの良い若者・朝比奈準人とあまりにも慎重な性格で臆病者・石丸賢吾。
そんな2人の男がバディーを組み、立ち向かっていく。
有名人でなくとも、ストーカー、逆恨み、誘拐の被害に遭い、危機に見舞われる一般人。
いつ狙われるか分からない現代で彼ら2人はそれぞれ過去や事情を抱えながらも一般人を命懸けで守り抜く。
これ現実的に見たらすごくリスク高いですよね、4号警備。
拳銃とか手錠とか無くて丸腰だけど、命懸けで警備対象者を守らなくてはいけないんですよね。
だから、警察で扱う事件ほど規模は大きくないですがそれでも危険なことには変わりありません。
この主人公、朝比奈くんは過去に警察官でしたがある事件で恋人を失ったことから今に至ります。そんな重い過去を背負う朝比奈くん。
石丸さんは普通に経営者としてやっており、妻子もいましたが今やもう…家族仲に亀裂が入ってしまって修復不可能のようです…。
そんなハチャメチャでノリの軽い明るい朝比奈くんと超慎重で真面目で臆病者な石丸さんのデコボココンビは必見。
一見全く合わないように見える2人が次第に変化していく姿はとても良かった。
ただ、たったの30分ドラマの全7話なのでもう少し話数増やして濃厚に描いて欲しかった気はする。
面白かったけど、まだ明かされてないことやスッキリしない感じも多少あるので本当はシリーズ化して欲しいくらいです(笑)
日曜日
フジテレビ系にて毎週日曜日夜21:00〜放送
「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(全10話)
主演・観月ありさ
美人で名家の令嬢だが、“三度の飯より骨が好き”という嗜好を持つ変わった女性・九条櫻子。
彼女は日本に有数いる骨格標本士である。
そんな彼女と出会ったのは、自然の森博物館に勤務する技術補佐員の青年・館脇正太郎。
殺人事件に遭遇し、捜査に協力するなかで正太郎はドSな櫻子に振り回されていく。
法医学、自然人類学の知識を持つ櫻子の類まれな頭脳と洞察力で事件を解決に導いていく。
この作品、アニメ化していることは知ってたんですけど見てないんですよね。
だからまずはドラマ化の方を先に見ました。
なんか一部の人たちには様々な意見があるそうですが、私は私が思った意見や感想を書きます。
一見、華やかで美しく男勝りな性格で強さがあるように見えますが、どこか陰のある女性・櫻子さん。
…私の好きな女性像にすごく当てはまるんですけども(笑)
彼女が出会ったのは真っ直ぐで優しい青年の正太郎くん。
主にこの2人が主軸となって物語は進んでいきます。
基本的に1話完結のミステリードラマのような感じでした。
けれど、終盤では過去から繋がるある事件の真相を追っていくことに。
それは、櫻子にも影響のあること。
そのなかで櫻子と正太郎の関係性が深く描かれていくので、そこも見どころでした。
また、博物館の面々も活躍したりお話の中で重要な役割だったりもして良かった。
それに事件解決をするという要素があるので警察も深く関わってきます。
あと櫻子さんのあの事件解決の時の指を合わせるところ、骨が繋がった…
というところ割と好きです。
ドラマオリジナル??
あと正太郎くんの心の声も面白くて好きでした。
暗くなりすぎず、明るい場面も多くてとても楽しめました。
人の心に生き続けて繋がっていく命、思いは消えず人から人へと受け継がれていく。
そんな人間や生き物の繋がりを大切にしたい、と思える作品でした。
本当は他にも、緊急取調室、あなたのことはそれほどなども見ているのですが全ての話をしっかり見てはいないので書いてません。
というか緊急取調室に関しては第1シリーズからちゃんと見てないし。
あなそれは、初めから見る気はなかったのですが“面白い”という噂を聞き
見て見たら、ただの不倫劇ではなかった。
途中からですが結構面白いです!
主人公の美都ちゃん、不倫に悪びれる様子はないから視聴者からとても反感を買っているそうですが(笑)
それ以上に涼太くんがどんどん狂っていくのが最高に面白い。もはやホラー。
真面目な不倫劇は報われなさすぎて辛いけど、こういう狂気の不倫劇は面白くて好きです(笑)
登場人物全員がどんどん狂っていくのが最高じゃないですか。
私、昔は嫌いだったけど、今は役者さんの狂っていく演技大好きなんですよね。
正解がないから面白い。
正義感のあるヒーローも好きだけどヒーローは正義というひとつのまっすぐな感情に囚われやすいし、しっかりした形があるじゃないですか。
でも、狂気の役って正解がなくてその人その人の色が出やすくて、好きなんですよね。
狂気の役が物語内で際立つ人って凄いと思います(笑)
P.S.
もう秋なのに〜ィ
春ドラマの〜感想〜〜〜!!!
何ヶ月前だよッ。
…めっちゃサボってました。