子供の頃から、身に付いた考え方は、大人になってもなかなか消えません。
高校生くらいから、社会人になって間もない世代でも、国家資格にチャレンジするということが、立派なことのように言われることも多くあります。
けれど、資格取得にチャレンジすることそのものは、それほど立派なことではありません。
その人を雇用する側から言えば、資格はチャレンジしたかどうかが重要なのではなく、その資格を取得したかどうかが問題なのです。
小さな子供なら、「よく頑張ったね」と褒められるでしょうが、頑張ったかどうかは、他人に言うべきことではなく、頑張らなくても資格取得できるなら、それでいいのです。
スポーツ選手も、練習をがんばったかどうかではなく、求められるのは結果です。
資格試験に時間をかけずに資格取得できるなら、勉強にかけるつもりだった時間に実務の勉強をする方が、仕事には役立ちます。
資格取得はあくまで入口、資格を取得したら、大きな資格手当がもらえるという会社は多くはないでしょう。
仕事で求められる能力
資格+実務能力+人間性(勤務態度、協調性、リーダーシップetc)
学び身に付けるべきことは多くあります。
もし出身校が電験認定校で実務経験があれば、
実務認定で電気主任技術者の資格を取得すれば、資格+実務能力を、一度に証明してもらえるようなものなのです。
該当する方は、無試験での資格取得を検討されてはいかがでしょうか。