ここ最近のコロナのニュースといえば変異株の話ばかりですね。


今分かっている事をまとめてみますが、



まず、どの変異株も従来の物より感染力が高い。

口鼻目から人の身体に侵入しやすく、かつ体内で増殖し易いという事かと思います。


そして、変異株が流行している国では子供の感染率が上がっているようですが、これは「子供が感染しやすい」というよりは「子供も大人同様に感染する」という意味合いの方が強いかと思います。

これを踏まえて、今までマスクを着用していなかったお子様もマスク着用の練習と手洗い練習をされていかれた方が良いかもです。


重症化率ははっきりわかっている範囲ではイギリス変異株は重症化率死亡率が高いです。

南ア変異株も若干高いという説もありますがまた未確定です。


発症時の症状はどの変異株も従来型の症状と同じです。


過去にコロナに感染した方で免疫ができている方でも、インフルエンザ同様変異株には普通に感染しますから御用心です。

実際2回目の感染が変異株の方が増えていますし、1回目の感染時が軽症だったり無症状感染の場合は免疫(抗体)ができないまま治癒している方も多くいるそうなので油断は禁物。


総じて、既感染の方で行動様式を変えていない人が2回目に感染する方は多いようです。



現在使用されているコロナワクチンはこれらの変異株にもある程度は有効(最低限でも症状を軽くする効果はあり)らしいですが、変異株に応じてワクチン株も簡単に変更調整できるメーカーがほとんどですので、今後生産されるロットを変異株対応にしていく可能性もありますね。


感染力が高いと言っても、これまでの感染対策〜マスクや手洗いなどが無効になるわけではなく、あくまで無防備にしてると感染し易いだけですので、感染対策は従来通りのマスク着用、飛沫防止、換気や手洗いです。


きちんと対策をしていれば恐れる事はないと思います。


1都3県で今月21日に緊急事態宣言が解除されるようですが、ここで気を抜くとあっという間に変異株流行中心の第4波になりますから、引き続き用心されてくださいね。


現在国内で変異株が増えているエリア

3/5の表ですが、これ以外でも北海道も増えています。


そして新たにフィリピン変異株も国内に入ってきたそうです。こちらは詳細不明。


とにかく、まだまだ油断は禁物です。