ビリーエリオット2024/8/11マチネ | むすこといっしょ、むすめもいっしょ。

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忙しいけど楽しい毎日の備忘録。

さてさて、引き続きやって来ました、Brillia改め池袋炭鉱!
 
ビリーは浅田良舞くん、益岡dad、安蘭先生、吉田トニー、今回お初の永野オールダーです。
まずはリョーマビリー。
感情豊かになってめちゃくちゃ進化してる!!
肩の力が抜けた感じ?
冒頭の母ちゃん三段活用、よかったです。
 
expressingの「ほらイヤリング、マスカラ」のところで、マイケルが差し出す口紅から逃れるために
リョーマビリーがめちゃくちゃ反り返っている姿に、
シンフォニー系ビリーの伝統芸を見る思いがしました。
シンフォニー家!!って大向こうかけたくなるくらい(笑)
良舞くんありがとう!
 
そしてラスト。
W先生とのお別れシーンでオペグラを取り出し、安蘭先生の表情を注視していた私は、
聞こえてきたリョーマビリーの「先生にも幸運、祈っとるよ」の可愛さにオペラを落としかけました(大袈裟)。
なんちゅう可愛いビリーなんじゃ!
solidarityでバレガ達に翻弄されてアワアワしてる姿、
合格通知後にトニーに抱きかかえられて揺さぶられてワワワワってなってる姿、
めちゃくちゃ可愛いんですよねー。リョーマビリーの要注目シーンです。
 
electricityは弾力性、緩急あるダンスでやっぱり特別だなー。
アクロもすごくて、左右足上げの前に宙返りが入るのはリョーマビリースペシャルですよね?
ふわりと回転に入って、そのままキュルキュルキュルっと滑らかに速度をあげてスルリと離脱する感じ、
伝わりますかね?
ここからまたどのように進化していくのか、とても楽しみです。
 
安蘭先生の指導力はやはり素晴らしい。
shineでは軽く流してる風だけど、バレガ全体が見えてるし、
solidarityでのバレエ教室の掌握感が半端ない。
この掌握感&ビリーの成長&炭鉱夫と警官の衝突とバレガの可愛さと…
はーー。やっぱりsolidarityは神ナンバーだわ。
 
っていうかshineからgranma's song、そしてsolidarityからexpreiing→Angryというこの流れ!!
全てが完璧すぎて、毎回一幕大好き最高~💕って思ってますね。
そんで二幕が始まったらこれまた最高なので。
ビリーエリオットはほんとすごい演目ですよ。みんな見て!
 
 
以下、印象に残ったことをつらつらと。
 
・阿知波グランマの艶のある歌声と夢見てる感が好き
呆けているというより、夢の中にいる感じでとてもチャーミングなんだよね阿知波グランマは。
リョーマビリーが最高の歌だったよ!って声かけながら二人でニコニコはけていって、心温まりました。
 
そんなチャーミングな阿知波グランマ、合格通知シーン最後のジョージのダンスを
もんのすっごく冷たーい眼で眺めていて、ジョージがうっ!ってなるところ、好きです。
(根岸グランマは実にスッパーイ表情で見てる)
 
・トニーのバールシーンでビールを飲み干す益岡dad
トニーを殴る益岡dadは、ビールを全量摂取しているんですよ。
もう飲まなきゃやってられない毎日で、毎日辛いんだろうなあと。
いつもなら出ない手が出ちゃったんだろうなあ…。
 
家にやって来た安蘭先生に「ビリーにはとても才能があって…」と言われた後、
怒りを爆発させる吉田トニーとは対照的に、非常に困惑した表情をされていて、
わかりみがすごかったです(語彙力)
一家の主婦であり母であるmom亡きあと、二人の子供とグランマを抱えて生活を回すだけでも精一杯。
ましてや炭鉱閉鎖の危機だストライキだとなっては、子供の様子にそうそう心を砕いてる余裕などないわけです。
そんな状態で何とか毎日必死で生きていたら、
まだまだ幼い赤ちゃんみたいなもんだとばかり思ってた下の子が、
本当にやりたいことを自力で見つけ、自分の全く知らない世界へ踏み出そうとしている、
しかもそれを赤の他人から突然知らされた。
そういう困惑がものすごく伝わってきました。
 
 
・永野オールダーは終始イケメン。とにかくカッコいい(顔だけじゃないよ)。
永野グラスゴーは山科グラスゴーよりなまっていて、東海地方出身ではないと思われます。
 
・遥都マイケルはオレを見ろ!系マイケル
ちょっと、だーけのところのバキューン☆が可愛い。
 
・ほんとーにうかったの?と歌うように言うのはアッシントンのジュリーかな?
 
・加賀谷さんの枠に春口さんが入っていらっしゃった?計画的スウィング発動回でした。