フィストオブノーススター再演を観に行ってきた話。 | むすこといっしょ、むすめもいっしょ。

むすこといっしょ、むすめもいっしょ。

忙しいけど楽しい毎日の備忘録。

お久しぶりです。前回のブログから半年以上経過しました。

私は相変わらず元気に過ごしております。

 

去年の12月、フィストオブノーススター配信の感想を書き散らした私は、「是非再演をお願いします」と締めくくりました。確かにそう書きました。

まさかこの短いインターバルで再演が実現するなんて、誰が思ったでしょうか?

(どうやら予定していた中国公演が流れてしまった関係とかいろいろある様子)

 

公演期間が短いのが玉に瑕ですが、喜び勇んで鑑賞してきましたよ🎵

再演ポスター。
私としては非常に胸熱ですが、界隈外の方々の目にはどのように映るのでしょうか。
 
 

もうね。ゴリッゴリの保守なんでね。
初演で絶対間違いないってわかってる組み合わせを観に行くよね。これは鉄壁の布陣です。
あと、個人的にたっくんシンは絶対に外せない。(上田さんのシンもめちゃめちゃいいんですよ)
 
この方なくしてfonsは存在し得ない、大貫さん。
今回も素晴らしかった。
ただでさえ素晴らしい一幕最後のアングリーダンス(違)が、更なる進化を遂げていた!!
これは大貫さんにしかできない表現。もう観るしかないですよ。
 
いろいろと目が離せない植原さんシン。我が家で人気ナンバーワン。
たっくんシンを観るために劇場に行っているといっても過言ではないかもしれない。
 
熱き漢気と圧倒的歌唱力、一回しか観られないないなら福井さんラオウで決まりです。
 
 
もう夜も遅いですから感想をざっと書きますと。
まず第一に。
生オケじゃなかった!!!!
これはもう本当に、全然知らなかったのでショックでしたね。
録音音源のサクサク感が好きじゃないんですよ…。
気持ちのスイッチが入る”間”が足りない時があるんですよね~。
(二幕は比較的気にならなかったような気がしますが。)
アフトクで、大貫さんがオケピがないことによって客席との物理的距離が近くなり、
反応がよりダイレクトに伝わってくるとおっしゃっていたので
悪いことばかりではないとは思うんだけど。
 
でもやっぱりお芝居の呼吸ってのはその都度違う訳で。
音源流す方もお芝居に合わせて流してらっしゃるんだろうとは思うけど。
塩田さん&オケの皆さまカムバァーーーック!!!
 
 
あと脚本そのものの変更点もだいぶありました。
レイのシーンがだいぶ補強されましたね。
(確かに初演では一人二役のうちのひとつだったこともあって、登場シーンはかなり唐突でしたもんね)
フウガライガのシーンまさかの全カット😢とか、
トキとラオウの最終決戦で、えらく両脇でモジャモジャしてらっしゃるなあと思いきや
トキワイヤーで舞い上がりからのラオウ持ち上げ飛翔?!からの
トキ逆さ吊りで技炸裂とかめちゃくちゃ変更されとるやないかいっっ!!!いいねいいね!
 
あと拳王軍のカッコよさが増しておるの~💗と思ったら、振り付けが中国の方に変わったそうです。
(アフトクたっくん情報)
 
 
健在だっとところ。
序盤にユリアに拒絶されるたっくんシンの「あぁん?」
たっくんシンの拳王ダンスとマント翻しっぷりと
飛び降りたユリアを探す動揺っぷりとそこからの歌唱。
トウの自害に衝撃を受けるたっくんシン。

つまりたっくんシン(何回言うねん)は通常営業で大変嬉しかったです。

再再演も是非出演して欲しいです!!!

 

ダグルの鎖鎌(槍)アクションも健在で嬉しかったです。

あの人口密度であの鎖の張力。ほんとすごいわ。

 

福田さんラオウも最高でした~~💗

黒王号からの降り方が、後ろ向きに降りる安全なやつから、前向きに飛び降りる方法に変わってました。

そして歌唱力のすばらしさ!

ミュージカルにおいて、歌唱力=戦闘力っていうのをひしひしと感じます。

もちろん歌だけじゃなくて、めちゃくちゃ熱いラオウなのよ。

 

 

ヤングラオウ&トキの熱血っぷりも変わらず。

ヤングラオウ一色さんの跳躍力がもう大変なことになっていた。

どんだけ跳ぶのあの人は。すごいな~~そして熱かった!!素敵。

 

 

初演でも落涙ポイントだった山﨑リンの「最後の真実」、さらに磨きがかかってもう心に響きまくり。

「えらぶ砲」と表現されている方がいらっしゃったけど、

本当に透明感のある歌声、しかも声量たっぷりで伸びやかに飛んでくるから、落涙せずにはいられません。最高でした!!

 

渡邊バットもよかった~

表情がさ、本当にいいのよ。

最初のやさぐれ感から時折子供らしさも覗かせつつ、大きく成長していく様が心を打ちます。

 

そして平原ユリアですよね~~。

もう歌声に包まれますよね…。

シンのお城で夜空に歌う歌(死徴星の下で?)なんか、ライティングも相まってここはどこ??って感じでトリップしちゃいましたわ。

アフトクによると早着替えとかスモークによる喉への影響とか膝強打とか包帯(再演では巻かなくてよくなった)とか、ユリアのナビッグンバー前には大変なことが多いそうで。

でも見てる側にそんな苦労を全然感じさせない、包容力のある歌唱をいつもありがとうございます。

 

そして!

ユリア&トウのナンバーがもんのっすんごく良かった~。

トウ役のAKANEさんのエモーショナルな歌唱が平原さんとピッタリ合っていて、もんのすんごいことになってました!!これは必聴ですマジで。

 

 

あと忘れちゃいけない伊礼ジュウザ、

「やぁ、待たせたな」って登場した瞬間、客席から拍手が沸き起こりましたからね。

もう僕のリサイタルなんじゃないかなっていう感じで歌い出して気づいたら二番歌ってた(アフトク伊礼さん談)そうですからね。

鎖に縛られてる間にベトナムに行ってる夢を見てたそうです(笑)

自由に楽しむ伊礼ジュウザ、よいわ~~~。

 

 

しかし思い返してみると、初演のみなさまの歌唱力も尋常ではなかったなと。

いかなる力(ホリプロパワー)であのメンバーを集めたのか本当に不思議になるレベルですが、

とにかく初演版のCDが発売されるということですので秒で予約しましたよね。

 

 

今回は公演期間が短くて、もう劇場に行けないのが非常に残念ですが、

明日(っていうかもう今日)はマチソワ配信があるそうなので、配信を見るかもしれません。

 

 

初演が素晴らしすぎて今回観るのやめようかと思ったくらいでしたが、まったくの杞憂でした。

フィストオブノーススター、末長い演目になるといいな。

再再演もぜひお願いします!!!