こんにちは。社長です
手術翌日の朝、徹夜で鼻に綿を詰め続け、気付けば親指と人差し指が血まみれだった社長です
一人ぼっちの病室で一晩中鼻に綿を詰め続ける孤独な夜の長いこと長いこと
早く朝にならないかなぁ・・・とカーテンの隙間を眺めていました
入院していると１日がとてつもなく長く、特に夜は果てしなく長く感じました
鼻に詰まったガーゼのせいで飲み物を飲むのも、食事をするのも息を止めている状態で苦しくて苦しくて
術後＋３日間は想像以上に苦しくて辛かったです
ガーゼが取れる日までひたすら耐えて我慢です
今、同じ手術を受けようか悩んでいる方には全力でオススメしません🙅♀️
「大丈夫大丈夫
」というお医者さんの言葉に騙されないで
と言いたい。
よく考えたらお医者さんは手術をする側であって患者の気持ちは分かりませんから
どの口が「大丈夫大丈夫」と言っているのか、口を捻ってやりたい気分です
（口が悪くてすいません
）
やっとガーゼが取れるという日にもこれまた試練が
鼻いっぱいに詰められたガーゼ、詰める時は全身麻酔で眠っている状態（当たり前）ですが、そのガーゼを取るときはお目目パッチリでございます
ということは想像するに・・・激痛な気が・・・てか激痛ですよね
ガーゼを取る３０分前に痛み止めを飲むということは・・・はい
激痛決定
何かのCMで流れている
「それ絶対うまいやつーーーー
」というメロディー・・・
「それ絶対痛いやつーーーー
」と口ずさんでしまいました
さて、いざ出陣
先生の横にはベテランそうな看護師さんが・・・
「想像以上のガーゼが出てくるよーーー
」と一言・・・
それはどういうこと
緊張をほぐしてくれてるのか
そのお気遣いに私はというと・・・ビビりまくり
数日前に鼻の中の骨を引っ掻き回し、摘出し、一晩中血まみれ、詰められているガーゼも血まみれ・・・
そのガーゼを引っ張って取り出す・・・
想像するだけで痛いに決まってますよね
「それ絶対痛いやつーーー」
担当医の先生が急患ということで別の女医の先生が代わりにガーゼを取ってくれるとのことでした
他の患者さんから収集した看護師さんからの情報では・・・
その女医の先生は勢いよく、躊躇いなく、淡々とガーゼを取ると聞かされました
「全然大丈夫だった
」という患者さんと、
「めちゃくちゃ痛かった」という患者さんに分かれます🤔
でも大半の方は、
ガーゼが取れた解放感で痛みも吹っ飛んだ
と口を揃えて言われます
って看護師さんからの情報・・・私の耳をスルーして行きました
なんか色々な情報を教えてくれましたが、何を聞いても私は怖かったです
「それ絶対痛いやつーーー」
聞いてたように、淡々とガーゼを引っ張り出され、右→左と一呼吸置くことなく次から次へ
傷口にこすれながら出るわ出るわノンストップガーゼ
痛ーーいって思いながらも我慢、我慢、我慢・・・
先生はひたすら勢いよくガーゼを取り出してました
勢いのよさにビックリしながらもあっという間に終わりました
今思うとあの勢いの良さが良かったのかもしれません
出てきたガーゼの量に驚愕しました
こんなに入る
っていうくらい入ってました
どんなして詰めたんっていうくらい入ってました
マジックで国旗が出てくるように次から次にガーゼが出てきました
痛みに耐えてよく頑張った感動した
初めて自分で自分を褒めたいと思います
ありとあらゆる有名人の名言で自分を褒めてあげました
今までに味わったことない鼻の通りに感動すら感じました
鼻の穴が寒く、息を吸うと空気の入ってくる勢いにビックリしました
分かりやすく言うと、４LDKの家を１LDKにした感じ
鼻の中にある網状の骨（家で言う壁）を取り払い１つの部屋にしました
それはもう風通し抜群の家にリフォームされました
しばらくは粘膜の乾燥を防ぐために鼻に綿球を詰めて、鼻洗浄も欠かさず、鼻をかむ時はそーーっと
完全に鼻の中が回復するには３ヶ月ほどかかるとのことですが、色々と決まりや制限はありますがガーゼの煩わしさから解放され気分はルンルン
さて明日は退院
短い入院生活でしたが私には果てしなく長く感じた入院生活でした
それではまた