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お気に入りMMAテクニック紹介の第9段です✨

 

『スコティッシュ・ツイスター』…スティーヴィー・レイが極める「新型ツイスター」!【MMAお気に入りテクニック紹介⑨】

 

前回のブランドン・ロイヴァルvs.平良達郎」のエントリーにて、「ボディトライアングル(4の字バックポジション)からの攻め手は裸絞め以外はほぼ無い!」と書いたのですけれども、今回はそんなボディトライアングルから極められる新型ツイスターについて紹介しています。

MMAにおいて「攻め手が無い」という言葉はあくまでも「現時点では」という前提があって、未来には「攻め手が増える」可能性が十分あるよ~!というのが伝えたかったことです✨

実際、この「スコティッシュ・ツイスター」をボディトライアングル使いが習得すれば、MMAグラップリングは間違いなく進化するでしょうし、是非そうなっていくのが観たいと思っています!

 

それにしても、「スコティッシュ・ツイスター(スコットランド人のツイスター)」という名前はカッコいいですね~!

使い手のスティーヴィー・レイの故郷にあやかって名付けられています!

系統としては「ペルーヴィアン・ネクタイ(ペルー人のネクタイ)」と同じですね~。


「ツイスター」「ペルーヴィアン・ネクタイは、どちらもエディ・ブラボーさんが名付け親です。

「ツイスター」は元々レスリングで「ギロチン」と呼ばれていたサブミッションであり、ブラジリアン柔術にこの技を取り込むにあたり、ギロチンチョークとの技名の重複を避けるためにブラボーさんが現在の名前を付けました。

「ペルーヴィアン・ネクタイ」も、この技の使い手であったトニー・デソウザにあやかってブラボーさんが名付け、著書「ツイスター」にて体系化して世に広めたサブミッションですね~✨

 

デソウザ本人がMMAでペルーヴィアン・ネクタイを極めたことは無いのですけれども、グラップリングの試合でディーン・リスターにこの技で攻めたりしているので、デソウザが使い手であったことは間違いないかと思います。

デソウザもブラボーさんと同じくレスリングの心得を持った柔術使いであり、「MECA World Vale Tudo」におけるルイス・アゼヴェド戦では、ツイスターを極めに行くシーンもありました!

 

素晴らしきツイスターの歴史に、「スコティッシュ・ツイスター」が新しい1ページを加え、MMAに新風を巻き起こしてくれることを期待しています!!!!🌪