「Road to UFC 2023」の鶴屋怜 vs. ロナル・シアハーン戦のフィニッシュを観て、ふと想ったことを書きました~ノシ

 

「スカーフホールドアームロック」≒「Vクロス」。佐山聡が日本MMAに残したダイアレクトと、その技術系譜。

 

佐山聡が「新格闘技」を目指しシューティングを創立させてから、30年ほどの時が経ちました

MMAに「MMA」という名がつく以前、「修斗」という道を、「シューティング」というスポーツを拓かんと邁進した佐山さん

その道が世界に広がることは終ぞ叶いませんでしたが…;

日本という国に「ダイアレクト(地方言語)」としてシューティングの技名が残り続けていることは、根底に今も流れる日本MMA前史のルーツを感じさせてくれますね~(´TωT`)

 

MMAテクニックにも「コモンランゲージ(共通言語)」と呼べる技名がたくさん生まれたと思います

日本MMAにも普及した「レベルチェンジ」や「ニータップ」「カーフキック」等は、10年以上前からUFCなどの欧米圏メジャーMMAには存在していた技でした。

それらが技術体系を確立し、技名も浸透して「コモンランゲージ」となったことで、日本や各地のMMAにも広く浸透していってくれたのかな~と感じます👍✨

 

わたし自身が「Vクロス」や「V1」、「タックル」のような日本MMAのダイアレクトを使うことは今後も無いですけれども

佐山聡というパイオニアが、シューティングの選手たちが、「MMAなき時代」に道を拓かんとした軌跡は、多くの人に知っておいてほしいと思っていますね~

 

しかし、そのように広く評価されて欲しいシューティング(修斗)の軌跡が、広く観られる視聴環境がないというのはやはり惜し過ぎますね…💦

🐾ブログで紹介した田中健一vs 坂本一弘のシューティング王座決定戦も、いつでも観返したいMMA名勝負の一つです

 

1989年~1993年までの「シューティング(修斗)」の試合動画

および、佐山聡による数々のシューティング関連のプロモーション映像

これらの映像パッケージ販売、および配信サービス化を願っています。

 

本当に公式の動画で観たい、現存してくれる試合をたくさん観たいという気持ちが大きいです。

なにより、世界中のMMAを観ている人たちに、先進的で勇敢な日本MMAのパイオニア達の闘いを、余すところなく観て欲しい…そう切に願います🙏