【創立35周年】『修斗』遍歴&UFCファイトパス配信動画一覧 【UFCファイトパスを楽しむ③】

 

日本のMMAには「シュートレスリング」と「総合空手」という二つの大きな源流が存在し、それらは幾つもの川に分かれ・・・あるものはMMAという湖へと集結し、またあるものは独自の流派という湖を作り、今世に受け継がれています。

 

その無数の川の中でも、修斗は一際大きな存在感を持っているといえます。

MMAの原型となるVTやNHBがまだ存在する以前から、独自の慧眼と献身により「シューティング(修斗)」というプロトタイプを生み出した。

修斗は世界中の国々へとその理念を繋げていき…世界中でMMAがスポーツとして周知された今、ついに修斗はその多大な功績と共に世界のMMAに合流しつつあります。

 

IMMAFなど、アマチュアMMAへの功績は計り知れないものがあると感じます。

ベルギーのBMMAF等は、特にベルギー修斗がそのまま源流となった組織であり…現在のアマチュアMMAの発展の陰には修斗が世界を渡って普及へ務めてきた努力があると感じます。

 

だからこそ、修斗には堂々と大手を振ってIMMAF等の世界のアマチュア組織と合流して欲しいと感じます。

世界のアマチュアMMAと合流する事で、修斗はグローバルな存在として、創立当初にシューティングが抱いていた大きな理念をも体現できる存在になり得る可能性を持っています。

🌒ブログの記事の最後に中井さんのインタビューを記したのは、修斗にはアマチュアMMAの競技としての普及にこそ真価が眠っていると感じるからです。

 

3つの地区王座もその機能を失いかけて久しいですが、まだその存在を消してしまうには早すぎると感じます。

まずはパシフィック王座の可能性こそを模索して行って欲しい。

現在ONEとの提携を行っているわけですけれども、なればこそパシフィック王座への挑戦者をONEから招聘する展開などは是非観てみたいです。

修斗が地区王座を制定した2003年にはまだMMA未開の地であった東南アジアの躍進こそは、パシフィック王座の起爆剤となり得るのではないかと感じています。

 

そして、先述のIMMAFなど世界のアマチュアMMAと繋がる事は、「修斗」という理念を世界へ広げ世界と繋がると共に、再びヨーロッパやアメリカ、ひいては中東やアフリカにおいても理念の体現を成す事に繋がるのではないかと、そう感じています。

その為には、「修斗とはMMAであり、MMAもまた修斗であり…そこに貴賤無し」という本当の意味でのグローバルな視点こそが求められているように感じています。

 

「強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。」 by ダーウィンさん

なんか名言の引用とかすると軽い感じになっちゃう?かな~…でも大事ですね。

 

それにしても、件の中井さんのインタビューは素晴らしいですね~;(美しい黎明の時代…)

佐山さんのインタビューもやはり素晴らしいです!(先見の明~)

「団体じゃなくて競技の時代」か~…。

早くその日が来て欲しいです!(待遠~)