最近Kindle Unlimitedで『ワンダーJapan』シリーズ全20号が全部読めるという事を発見してしまいました(すごい)

というわけで一気読みしました~!!

いや~~~面白かったな~~✨😊✨

 

右の雑誌が『ワンダーJapan(2005~2012)』の第1号です。

左は昨年に再始動した『ワンダーJapon(2020~)』の第1号ですね~。

 

 

『ワンダーJapan』は第1号の表紙が「志免炭鉱 竪坑櫓」だったのでカッコいい~と思って読み始めたのですけれども、いろいろなテーマで日本全国の不思議な建物を紹介していてめっちゃ面白かったです!

 

福岡県志免町のシンボルタワー、「志免炭鉱 竪坑櫓(しめたんこう たてこうやぐら)」!

いつ見てもクールだな~🥰

志免炭鉱は超カッコいいので、漫画やアニメにもたくさん出てますよね~(さもありなん!)

 

第5号には東京都の新宿駅西口ローターリーにある「巨大排気口」も登場!(めっちゃ好き)

こんな感じで、日常風景の中にデーン!と現れる<異空間>をテーマにした雑誌なのです

 

 

第14号には琵琶湖にかつて存在した大観覧車「イーゴス108」も登場!!(でかい)

イーゴス108は現在ベトナムで第二の人生を送っているんですよね~

ワンダーJapanが刊行されていたのは10年以上前なので、紹介されている建物が今はどうなってるんだろ?と調べるのも密かな楽しみだったりしますね~(諸行無常~)

 

第16号には愛知県新城市の公園に佇むタイヤ怪獣「ゴムラ」が登場!

タイヤの凸凹って怪獣のイメージにぴったりなんだな…と感動しちゃいます😭

この号は公園遊具の特集なので、他にも素敵な遊具がたくさん登場します!(まぁゴムラは遊具じゃないのですけれども💦)

毎号「〇〇ワンダー」と地方ごとに特集を組んだり、「廃墟マニアックス」「マジカル珍スポツアー」「萌える工場」「ダムの魅力」といった特集がバンバン組まれているのが凄いです!

 

 

私が『ワンダーJapan』の事が好きになった一番の理由が、第1号のとある筆者さんが書かれていた以下の文章でした。

 

廃墟に関する文章を書く。…(中略)…しかし、全てデタラメだ。

正確には、全部が「本当のことがどうかよくわからない」ということだ。

では、どうやってもっともらしい文章を書くのだろう?

その手段はたった1つだけだ。廃墟と会話するのだ。

外観、外壁の壊れ具合、…(中略)…それらから情報を抜き取り、整理し、推測していく。

 

この正直さと明快さには「おぉ~!」となりましたね~😊

 

わたしは「フワッとした偏見で書かれる文章」というのがとても嫌です。

けれども、この文章はそういった「フワッと」している事を自覚しつつ、それでも尚「フワッとしない」方向へと向かおうとする姿勢を感じました。

そして、語りを通して「どういった事を書き手が考えているのか」をしっかりと言語を以て伝えているのも良いな~と感じたところでしたね~✨

 

昨年の2020年には8年ぶりにリニューアルした『ワンダーJapon』として再出発したワンダーJapan。

『Japan』と『Japon』、どちらも超コア~な内容がわんさか載っています!

来月には『Japon』第3号も発売が予定されていますし、Kindle Unlimitedに入会した折には是非とも読んでみて欲しいです~ノシ

 

ちなみに過去には『ワンダーJapan TV』という番組も放送されていたそうなのですけれども…現在はほとんど観れなくなっているんですよね~(´;ω;`)

アマプラとかで配信してくれないかな~~~💦(めっちゃ観たい…)