2. 伝えたかった言葉


好きなのに、言えない。

言葉にすれば壊れてしまいそうで。


だけど、僕の気持ちは消せなかった。

だから、一輪の花を先生に贈ることにした。


先生が家に戻ってくるのを待って、そっと差し出した。

「僕は、先生が好きなんです。」


先生は驚いたように目を丸くした後、微笑んで「ありがとう」と言った。


その言葉だけで、僕の心は温かくなった。

翌朝、僕は先生に向かって、大きな声で言った。


「先生、おはようございます!」


ようやく、僕の気持ちは一歩前に進んだ気がした。