母の日となるきょうは多少日差しがあったものの、終始雲のほうが優勢でした。気温もそれほど上がらず、それなりに過ごしやすい1日でした。お天気は今後下り坂で明日は朝から雨となりそうです。

 ところで、先日ネコチャンことカールくんにまたまた脱走されてしまいました。相変わらず外へ出る気満々らしく、いつも隙を伺っているようです。

 今回は2階の窓から脱走。しばらく屋根の上を歩き回っておりましたが、その後姿を見失ったかと思いましたら、いつの間にか1階に降りて家の周りを歩いておりました。

 脱走されてしまいましたらもはや摑まえることは不可能で、自ら家のなかに入ってもらうか、誘導して追い込むしかありません。その機会を窺っていたのですが、運悪く外ネコが気づいてしまい、カールくんの後を追うようになってしまいました。追われれば逃げるのは当然のことで、当分帰ってくる気配はありませんでした。

 カールくんも外ネコも避妊・去勢済みですし、お互いオス・メス同士ですので取っ組み合いのケンカはないだろうと思っておりました。そんなことを考えつつカールくんの姿だけは見失いようにしていたところ、何度か外ネコと接触することがありました。

 お互い窓越しでは見知った仲だったと思います。以前柵越しでカールくんが外ネコに対して手を出そうとしていたことがあったのですが、実際対面したときは様子が違いました。外ネコのほうが果敢にカールくんのほうに近づいていくのに対して、カールくんは逃げるような素振りを見せました。どうやら年下であっても外ネコのほうが強いようです。というより、カールくんがメスに対して優しいのかもしれません。また、年下であることも認識しているのでしょうか。ちなみにカールくんは間もなく2歳半、一方外ネコのほうは1歳を迎えようとしております。

 

 覚え書きによれば母ネコであるキジトラが初めて子ネコ2匹を連れて玄関前に現れたのが昨年の6月半ばでした。2匹ともまだ足元がおぼつかなく、両眼もしっかり開いておりませんでした。生後2週間ほどだったでしょうか。このまま片眼が開かないのではないかと思ったものでしたが、それは要らぬ心配でした。その後、子ネコのうち白キジのほうは無事里親が見つかり、もう1匹のキジがカールくんを追いかけていたというわけです。

 

 カールくんが相手をしてくれなかったからか、いつの間にか外ネコのキジは姿が見えなくなりました。ここぞとばかりに玄関のほうへの誘導作戦を実施し、無事自ら帰宅。2時間半余りの外遊でした。

 追いかけているあいだにもカールくんが何度か窓越しに家のなかを窺っていたこともあったのですが、家のなかにはもう1匹のコネコチャンことマフィンちゃんがいます。よってあちこち開けておくわけにはいかず、防犯ゲートが設置してある玄関しか開けておけないというのが現状です。とりあえず再び脱走されないよう注意するしかありません。

 

 帰宅してからは以前の脱走のときと比べて食欲が落ちることもなく、また、便が緩くなることもありませんでした。足はだいぶ真っ黒になっておりましたが、身体もずいぶんと強くなり、それだけ成長したのかもしれません。