津久井道徳の前に高井信人が居る
道徳は信人を追い込んだはずが、信人の待ち伏せで焦る
信人「なんだ津久井か。それで尾行(つけ)ていた理由(わけは何かな?)」
いつも派出所で見る信人は優しいおじさんと言った感じだったが、目の前の信人はそれとは真逆の威圧感を放っていた。問い詰めるはずだった道徳は言葉が出ない
信人「用件がないのならこちらの用件を済ませてもいいかな」
信人は手袋を着け、ポケットからナイフを取り出す
信人「最後だから全部話しておくよ。キミの父を殺したのは私だよ」
と言ってニヤっと笑う信人を見て、ブワッと全身の毛が逆立った
信人「あそこで彼を見逃せばよかったんだ、いらん正義感なんぞで彼を逮捕して無線で連絡なんぞするから痛い目に遭うんだ。しかもちょっと身体が良くなって全てを明らかにするなんてことしようとするから」
道徳「まさか。。。」
信人「私だよ。簡単だったよ、屋上から落とすなんてね」
心がザワザワとし始めた
信人「そして彼女も」
心の底からモワッと何かが上がってくる
信人「キミの上司だと言ったら簡単にあげてくれて、何の抵抗も無くてちょっと残念だったな。もう少し抵抗してくれればね」
道徳「うぉぉぉー」
道徳は叫びながら信人に殴りかかるが
道徳「ぐっ」
信人「柔道有段の私にキミが敵うわけないだろ」
と言って笑う
信人「さて、これも仕事だ」
信人は道徳に馬乗りになるとナイフを振り上げ、ナイフを道徳の胸に向かって振り下ろした
信人「ぐがっ」
立ち上がる道徳の前にナイフが首に刺さり息絶える信人の姿があった
7章どす黒いモノ
終わり
8章闇堕ち
につづく