何を持って贅沢と言おうか。
まったりとした日常。
自分がしたいことをやり、生活が賄えたなら、それで何も特別欲しいものなどない。
幾年月を経てもそう思う。
そういう若者と中年の男女に出会った。
あくせくと時間に追われ仕事に追われ
お金は確かにそんな人たちの方が多く持っているのだろうけれど
明日命が尽きてしまうかもしれぬ…
本当に尽きた…となって
何のためのお金だろうか。
毎日数字に追われ
毎日寝る間も惜しんで
常に不安と焦りと強迫観念に見舞われ…
おちおち遊んでもおれず
遊んでいても頭の中は不安と焦り…
そんな生活したくないっすわ。
する気もないっすけどね。
本当の意味での贅沢を持ち知ってしまった…
そんな人たちと話をする場面に恵まれ
今日一日もいっぱい色んなものを貰ったな
そんな思いである。