杜甫が作った作品に
時折りふと触れて
本当に遠い遠い昔の
決して平和でなかった頃の時代背景を想像しながら
夜中独り
読みすすめている時間が好きなんだな

一片花飛減却春

もう来月には桜かぁ…なんて思いながら
桜の季節なんて
すぐに過ぎゆきて

また季節が変わりゆき
またひとつ年齢を重ね
またひとつ年を越す

ひとつひとつが早すぎて

若い頃のように
変化のある毎日ではないにしろ
新たな出会いもあり

毎日の締めくくり
「ありがとう」のひと言が互いにあることが
貴重なことのような気がするのだな