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小箱のふたを、そぅっとあける。
おいしそうなベリーたちを集めてきたような
あざやかな色が目の前にひろがった。
クランベリー ラズベリー ストロベリー ブルーベリー
そんな色のドライフラワーでうめつくされた小箱。
その中央に、白くて細いなにかがちょこんとのぞいている。
ひとつひとつ ベリー色をかきわけると
白くて細い何かとつながって
ミントグリーンのキャンドルが潜んでいた。
シンプルなガラスのキャンドルホルダーに納まっている。
ゆっくりと小箱からとりだして 机にのせた。
火を灯そうと ライターを探した。
。。。見つからず、どこかのカフェバーでもらってきた マッチを擦った。
。。ぼぅ。。。。
部屋の明かりを消すと、
やけにオレンジ色の濃い、ひとつのひかりが生まれる。
吸い込まれるように じっと見つめた。
目が ぼんやりしてきて 幾度もまばたきをする。
何かを麻痺させるような オレンジのひかりと 微かに香るハーブ
。。bon。。。bon..bon。。bon。。。bon..bon。。。
すると どこからともなく 異国の調べが聴こえてきた。
数種類の打楽器が刻む心地よい音。
ぼんやり
オレンジのひかりは、
その民族音楽のようなリズムにあわせて
花のように
中央から円形に
分裂した。
。。。Rythm。。。
ふぅっと 息を吐くような 女の人の言葉がきこえて
6つに分裂した光は、リズムにあわせて くるくるとまわりはじめた