6月10日3588グラムの男の子出産

出産記録②

病院時間外入口到着後
インターホンで名前を言う
事務のおじさんが出てきて車椅子で産科病棟まで運ばれる。破水がもっと起こって車椅子を汚しちゃうんじゃないかと少しビビる。
産科病棟入口までは親も入れるが、病棟自体にはコロナの感染対策のため入れない。

担当の助産師さんに自己紹介されるが下腹部が痛すぎて声にならない声で答える。
あまりにも痛がってるため陣痛室に抱えられながら歩いていく。
陣痛室のベッドに横たわり病院服に着替えるように言われる。
着替えさせてもらった気がする。
この時から下腹部からバシャバシャという感じで破水がさらに続く。なにかが股の下におりてきてる間隔あり。
痛すぎて「いたーい」と叫ぶも陣痛室には誰も来ず。笑
助産師さん達にとっては日常だからである。
が、私の様子を見に来た担当助産師Sさんが股の状態を見て少し焦る。
「あ、これヤバイかもドクター呼ぶわ」と言い、
ドクターに内線する。
この時から「いたーい!」と荒い息を繰り返しているため「pakira0411さん落ち着いて下さい、深呼吸して下さい、あなたが落ち着かないとお腹の赤ちゃんに影響が出ます」と言われたので深呼吸しようと努力する。

担当助産師Sさん「これは分娩室に行くやつだわ」と。
分娩室までまたもや抱えられながら歩いて移動。

分娩台によじ登る。

バシャバシャ破水はしてるわ、痛いわ、なんか股らへんにある気がするわ、で、またもや呼吸が乱れる。
私「ハッーハッーハッーハッーぬー!ハッハッハッハッーぬー」

目力強めギャル助産師が登場し
「動かないでムキー!!
危ないから!!」
点滴を私の右腕に入れようとするが、私が動き回って暴れるため怒られる。
そして、この時私は点滴を入れるために助産師さんが私を握った手を、出産ガンバレのために握られた優しい手だと勘違いし握り返してしまう。
そしたら、目力強めギャル助産師に「おっと、違うから」とcoolに拒否される。
アラサー産婦少し恥ずかしかった。
コロナの影響でオット立ち会い出産もなかったため、なんて優しい助産師だろうと思ったが違った。
やはり一人きりでの戦いである。

そうこうしているうちに、呼吸が乱れすぎていたため
担当助産師Sさん、目力強めギャル助産師の両方に
「落ち着いて呼吸しないとお腹が圧迫されてお腹の中で赤ちゃんが息できないから深呼吸して」とまたも言われる。
それを聞いて赤ちゃんがどうかしたらいけないと再度思い落ち着いて呼吸する様に努める。

落ち着いて呼吸しようとしてたら
「はいっ!力んでー」と聞こえ、
私「ヴーヌー」と声を出して叫んだら
目力強めギャル助産師に
「声出さないで!真顔力が逃げちゃう」と言われ心の中で「なるほど」と思ったのを覚えている。

深呼吸して、力んで、深呼吸して、力んでを繰り返していたら
「いいよーいいよーその調子!」と担当助産師Sさんが言ってくれ、
目力強めギャル助産師も「お、上手、上手〜!」と褒めてくれる

と、ここでお偉い感じのお医者様が登場し、耳元で囁かれる。
「もうパパがみえてるからね」

私「ん?パパ?呼んでないぞ。なんでこんな早く来るんだ?」
最低でも1時間は来るのにかかるはず。

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