危険タックル問題で、反則をしてしまった選手が会見を開きました。
顔も名前も出し謝罪と事の経緯をする姿は、「立派」でありあっぱれ!と言いたい。
確かにやってしまった反則は、よくはありません。
ですが、過ちを認める際にこれ程誠実に、そして丁寧に謝罪と説明をした会見が最近あった
であろうか?
試合前からの経緯と心の葛藤、試合当日の悩みとやるしかないと思うしかない自分への言い聞かせ
そしてやってしまった後の後悔。。。
試合での退場処分を受け自陣のテントで後悔からくる「号泣」。
余りにも酷い。
これがスポーツにおけるチームプレーの一環。ポジションにおける役割の一環なのか?
チームの為に自己を犠牲にして貢献することは作戦上あり得るのは理解できる。
しかし、ルールを逸脱する行為を指示してまで勝利したいなんて選手はいない!
スポーツ競技者を愚弄するなと言いたい。
学生「日本代表」に選ばれるくらいの優秀な選手が悩み、追い詰められ起こしてしまった事件です。
本人は、もうアメリカンフットボールをする資格もないし続けることもない。楽しく好きであったアメリカン
フットボールが好きでなくなった。。。
こんな気持ちにさせたのは誰でしょう?
本来、若い頃に出会い一時期真剣に取り組んだスポーツは生涯何らかの形で年齢に応じた関わり
合いを持ちたいと思うものではないのでしょうか?
未来ある選手生命を奪い、心まで傷つけた指導者たちは、この会見をどう感じるのであろうか。。。
責任者は、この期に及んで文書のみで当事者である関学への回答とし済ますなんて事はないですよね。
指導者も人間です。間違いを起こしたり奢りがでてしまったりすることもあるでしょう。
教え子が示してくれました。間違っていたと気付いた時の対応を見せてくれました。
今回、会見を開いた選手には改めて尊敬の意も込めて、「勇気ある行動、ありがとう」。