友人の結婚式でとなりに座ったのは、同世代でとっても細くて色白でぼっちゃんガリの男性。
第一印象は『なにオタクだろう??萌え~っていってそうだな』。
(注:オタクの種類によるけれど、オタクの人は尊敬してます!知識の深さが好きです
)
私が友達と話してるとそれを遮ってはなしかけてくるし(笑)、空気がよめないのかなと思って、
正直第一印象はあまりよくなかった。というか、わりとひどかった。
2次会では、その人と話する機会があって、いろいろ会話してみたのだけれど、
クイズのようなものに答えたとき、その人の口からでたことばは、
「御名答です!!!」
だし、
わたしの名前をきき、数秒のうちに画数を数えて、それが『素数』であることに感動してた・・・。
そしてきいてもないのに名前の由来をおしえてくれた。
そのせいで一回でその人の名前を覚えてしまった(笑
またビンゴをしてるときすみっこにいた私の腕をひっぱり中央へつれていったり、
すごく積極的でそばから離れなかったり、
一見女性慣れしてなくてかなりの奥手にみえる(童貞にもみえる)のに、思いのほか行動力があって驚いた。
そう、彼はわたしによくも悪くも次々と強烈な印象を残していった(笑)。
正直なところ、一瞬いや、それ以上の間、『きもい』と思った。
でも、あまりに珍発言が多いので、中身が知りたくなってしまった。
これは、こわいものみたさなのか。
私にあったのは、恋愛感情のドキドキではなくて、未知への遭遇の“ワクワク”。
話してるうちに、その人が大学時代、有名大学で数学を専攻してたことをしって、素数に感動してたことに納得。
数学が好きな人には素数はキラキラしてみえるってことは、小川洋子さんの『博士の愛した数式』をよんだときに知っていた。
数学・・・、私はすごく苦手だったから、そこに宝石のようなキラキラをみつけたその人ってすごいなぁと思った。
しかも、誰もみたことのない世界をみて、それを数式にできる人ってすごくないですか??
で、生活のあらゆる出来事を常に単純化することに慣れてそうで、頭の中がすっきり整頓されてそうだ。
うらやましい。。。
2次回おわって、数日後、その人から電話がきた。
そこでも現代ではあまり用いられない珍発言はつづいてく。わたしは何回もこっそりと吹き出しそうになった。
インテリジェンスがとても高いのか、私がわからないことを質問すれば、100パーセントこたえがかえってくる。
試しにマイナーな榛名山の標高をきいてみたら、さらっとこたえた(笑)。
どんな話をふってもついてきてくれて、私はそこにわりと感動した。
たとえば好きな画家の話や哲学の話、音楽の話、海の話、どれでもいける。
ただファッションに関してはあまり興味ないのか『被服』という言葉がとびだして、
一瞬なんといったのかわからなくて「え(笑)?」とききかえしてしまった。
なんだか昭和の初期の雰囲気がただよう人だなぁ。
で、その後、これもまた好奇心で友人と4人で飲み会をしてみたのだけれど・・・。
つづく