- ひそやかな花園/角田 光代
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
小説家の角田光代さん。
学生のころは、角田さんの本をよく読んでました。
親しい友人たちには
「レオは角田さんの本にでてくる主人公といつも重なるよ。アウトローな感じが(笑)」
と、よくいわれてて、
自分でも“これって私のことか??”とよく感じていたものでした。
就職する頃になって、少し角田さんと心理的にズレてきたなと思って、
しばらくは本を手に取ることなく過ごしていました。
なんていうか、就職して地に足がつくことで私も変化したのかな。
ところが、
先日たまたま流していたradioにゲスト出演してた女性の話をきいていて、
なんて自分とそっくりな人なんだろうか、と思いました。
人間の奥底に潜む部分を覗きみるのが好きだったり、
ちょっとダークな部分に人間らしさを感じるところだったり、
そして表現しがたい内面の灰色の空気感とか・・・。
外見はわたしと一緒で“ふんわり、やんわり系”らしいし(笑)。
その見た目と中身のギャップもそっくりかもしれない!
いったいこの女性はだれなんだろうかと耳をそばだてていたところ、
なんと角田光代さんでした![]()
そのときに結婚と離婚の話もされていて、
それも大変興味深く、また角田さんの本をよみたくなったのです。
そんなとき本屋さんにいくと新刊『ひそやかな花園』がでてました。
即購入![]()
時間をかけてゆっくりじっくり拝読しましたよ。
ネタばれしないようになるべく内容には触れないようにしますが、
大まかなストーリーはもしかしたら特に新しいものってわけではないかもしれないけれど、
結婚や出産について深く考えさせられたし、
そこにまつわる心理描写はさすがだなと思いました。
私は今後結婚して出産を考える可能性のある女子だし、
また同世代の友人たちが直面する可能性のある出来事でもあるから、
今読んでおいてよかったです。
同じようなことが身の回りであったとき、
この本で得た様々な心理を参考にしながら、
自分だったらどうしたいかを構築していけるかもしれない。
あと、家族(両親)に対する想い。
今でも両親との間で時折明るくない気持ちが芽生えたりしちゃうこともあるけれど、
あぁこうなのは私だけじゃないんだって思えてよかった。楽になった
両親には感謝しているけれど、
過去を思い出してあの行動は何故??って今になってもしこりとなってるものが多々あって、
まぁ両親もあのころは若かったんだし、未熟な男女だったのだから仕方ないよなって、
それに似たようなことが私の中と同じように本の中にもあってホッとしました^^
うん、これも読んでよかったな![]()