奇跡のメール | Isil(イシル)

Isil(イシル)

誰かの足元をそっと照らす、優しい月の灯りになりたい。。。。。

同じ会社の方のご親戚。

3/11のあの日から、ずっと行方不明でした。

かなりのご高齢で、自力で逃げれたとは思えないとの事でした。

3週間が過ぎた頃、その方がポソっと
呟いたんです。

「どうしても見つからない。新聞の亡くなった方の一覧から探さなければならない。でも見たくないと正直思うんだよ」

「必ず生きていると信じて、避難先を探し続けて下さい。亡くなった方の名簿は、私が毎日確認します」


同僚にも声をかけ、確認が毎晩の日課となっていました。

誰が見つけても、余計な事は言わず、
「見つかりました」とメールする約束です。

親戚を探している方は、遺体安置所で、身元不明の方のリストにも目を通さなければなりません。

持ち物や何か特徴に心当りがあれば、ご遺体と対面させて頂くそうです。

なんと辛い時間でしょう。

昨日届いた一通のメール…
親戚を探している方からです。

タイトルは無題。

心臓がギュッと握られた感じがしました。

勇気を出してメールを開きました。

「見つかりました。生きていました」

神様………
有り難うございます。
ありがとう。
ありがとう。

亡くなった方、未だに行方不明の方がいらっしゃるのに、申し訳ありません。

でも、今は素直に喜ばせて頂きます。


今日は栃木を震源とする大きな地震がありました。

東京は震度4。

まだまだ油断大敵です。