去年の秋位から、数々の雑誌の表紙を飾り、がくちゃんが掲載された雑誌の数は、数知れず・・・・
全部買ってる人、おこずかいの関係で、一部しか買えない人、買ったけど読む時間が無い人。
様々だと思う。
私は、インタビュー部分で、これは話が深いなーと思ったものは、何度も何度も読んで自分の中で消化しようとするタイプです。
ただ、この所、音楽雑誌はみんなライブレポが多く、1回読めばいいかな。
そんな中で、秀逸なのがこちら
写真家の野村誠一さんの本。
巻頭で、がくちゃんの特集を組んでいます。
ロングインタビューもあります。
前回のN/S Eyes でもガクちゃんの特集を組んでくれましたが、実に奥深いインタビューだったのを記憶しています。
そして、写真家の方の本ですから、写真が他の音楽雑誌とは一線を引いています。
モノクロかと思わせるダークな色合い。
ほとんどの写真が、モノクロかダークなトーンで統一しています。
ただ、暗い色ではなく、見る者によって、何色もの色が見えてくる、深みがあります。
特集の表紙に、緑の葉のアップが使われています。
Gackt は写っていません。
葉っぱなのに、深い深い森を思わせる写真でとても素敵です。
前回のインタビューから考えて、今回もきっと彼の心の奥の何かを引き出してくれているであろう。
もしくは、彼の心の奥の奥にある、深い森が少し見えるかも。
と、期待してしまいました。
インタビューは、長谷川晶一氏です。
写真家とインタビュアーが別々ですが、総監修を野村氏が手がけているせいか、1点のブレもなく、実によくマッチしています。
インタビューの前半はライブレポですが、単なるレポではなく、ライブ直後の楽屋前の様子、リハの最中の様子を通し、Gackt の心を丹念に書いてくれています。
後半は人生観をふくめた、ロングインタビューです。
ライブでの狂気は微塵もない、あまりにも穏やかなGackt を前にしてとまどってさえいるようでした。
彼の内に秘めた、強い静かな想いが伝わってくる、たいへん読み応えのあるインタビューでした。
「今、幸せですか?」との直球に
「うん、幸せだよ」と微笑んで即答する、Gackt。
その光景を想像してみる。
彼の中にある深い深い森。
それは悲しみで満ちている森ではなく、一筋の光が差し、静かな静かな、静寂の森なのだろうと想う。
穏やかな、柔らかい光に満ちた森。
それでいて、読み終わったあと何故か、彼を救いたいと想ってしまう、自分の心にとまどう自分がいます。
