記事内容
マレーシアの貯蓄傾向+家計債務
●マレーシアは貯蓄意識低い
2018マレーシア金融リテラシー調査(回答者2,996名)
2020マレーシア財政計画協議会調査(首都圏4,500名)
●マレーシアと日本の家計債務比較(対GDP比)
●2018からのマレーシア家計債務推移
●資産より負債多い=35%、資産と負債ほぼ同じ=24%
2020マレーシア財政計画協議会調査(首都圏4,500名)
●家計の借入金41,6%増のRM1,269億(統計期間不明)
借金の抵抗感少ない
●マレーシアは借金の抵抗感少ないのでローン破産多い
給料に占める借金割合は昔と変らず
●首都圏18~35歳の1,000名対象の収入に対する借金割合3割
●2013から個人ローン最長10年、住宅ローン最長25年
マレーシアの破産法基準
●破産法改正2023の国会で審議予定
●個人の破産免責2条項新設
●自己破産基準RM5万⇒2023から40歳以下+RM20万以下
自己破産統計
●2014~2018で自己破産90,848名
●2018~2022で自己破産49,133名
●2019~2023で自己破産37,461名(破産局統計)
●2020-3~2021-9のコロナ騒ぎで自己破産11,207名
●2022の自己破産5,695名(破産局統計)
自己破産理由トップは事業関連融資(コロナの影響?)
●2023の自己破産4,810名(破産局統計)
2019~23の自己破産統計(The Starの記事から拝借)
●マレーシアの生命保険加入状況
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マレーシアの貯蓄傾向+家計債務
マレーシアは貯蓄意識低い
2018マレーシア金融リテラシー調査(回答者2,996名)
毎月貯蓄不可が24%、毎月貯蓄RM500以下32%
支出が収入上回ると回答が33%(貯蓄不可24%なんだが?)
2020マレーシア財政計画協議会調査(首都圏4,500名)
月収の約10%貯蓄が50%
マレーシアと日本の家計債務比較(対GDP比)
マレーシアの家計債務(対GDP比) https://bit.ly/3BA64Fq
2020-12は93,2%⇒2021-6は89,6%
日本の家計債務(対GDP比)
1997-12~2020-12の平均は60,7%
最高は2000-03の78,7%、最低は2015-12の57,3%
2020-12は65,2%
2018からのマレーシア家計債務推移
2018 / RM1兆1,900億 GDP比82%
2019 / RM1兆2,500億 2020 / RM1兆3,200億
2021 / RM1兆3,800億 2022 / RM1兆4,500億
2023 / RM1兆5,300億 GDP比84,2%
内訳は住宅ローン60,5%、自動車ローン13,2%
個人ローン12,6%、非居住用不動産購入、クレカの借金
資産より負債多い=35%、資産と負債ほぼ同じ=24%
2020マレーシア財政計画協議会調査(首都圏4,500名)
資産が負債より多いが41%
家計の借入金41,6%増(RM1,269億)だが統計期間不明
ローン内訳は住宅用不動産購入に57,3%
非住宅用不動産購入に6%、証券投資に5,3%
2021-10-29財務省発表 https://bit.ly/3BA64Fq
借金の抵抗感少ない
マレーシアは借金の抵抗感少ないのでローン破産多い
給料に占める借金割合は昔と変らず
2020時点でも車を資産と考えてる割合約35%
昔からカード破産が社会問題
首都圏18~35歳の1,000名対象の収入に対する借金割合3割
●借金内訳は自動車ローン51%、学資ローン33%
住宅ローン29%、個人ローン15%
自動車ローン最多は頷けるが
車のローンで四苦八苦では任意保険加入の余裕も無い?
●年齢別最多は24~29歳
●月収別ではRM2,000~RM3,000のグループが最多
2013から個人ローン最長10年、住宅ローン最長25年
2013以前個人ローン最長25年⇒2013から最長10年
2013以前住宅ローン最長期間35年⇒2013から最長25年
2023-2-5に
公務員組合が財務省とバンク・ネガラ・マレーシア(BNM)に
破産事件急増なので個人ローン最長期間20年に延長要請
マレーシアの破産法基準
破産法改正2023の国会で審議予定 https://bit.ly/41VDKKx
英語力不足でよく解らんが再起の機会与えようということ?
個人の破産免責2条項新設
2条項とは70歳以上+政府が認定した精神疾患者https://bit.ly/42UpwuR
自己破産基準RM5万⇒2023から40歳以下+RM20万以下
2012マレーシア消費者協会調査
勤労者の47%が毎月の給料の約30%を借金返済に充当
2017マレーシア破産局調査
給料の約30%を借金返済に充当(2012と変りないじゃん)
毎月の貯金ゼロが約25%
2013~2017-8に破産宣告受けた60%が25~44歳で年代別最多
自己破産統計
2014~2018で自己破産90,848名
マレーシア中央銀行の5年間統計(自己破産基準RM5万)
自己破産理由は、ずさんな家計管理40,4%、生活費高騰27%
事業不調13,7%、失業9,3%、高額医療費支払い7,7%
地域別でスランゴール州23,483名、ジョホール州12,880名
連邦直轄領11,325名
年齢別では50歳以上16,4%、30~50歳69,4%、30歳以下14,2%
2018~2022で自己破産49,133名
2023-5 首相府大臣発表 https://bit.ly/41VDKKx
2019~2023で自己破産37,461名(破産局統計)
2019から着実に減少 https://x.gd/jScL6
2020-3~2021-9のコロナ騒ぎで自己破産11,207名
2020は6,344名、2021は9月迄で4,863名⇒2021通年6,554名
2014~18の単純年間平均2万と比べると少ないが
コロナ騒ぎで様々な補助+返済猶予期間延長実施で少ないのか?
もう少し経済回復して
現在の補助や返済猶予期間延長打ち切り後は増えるかも?
2022の自己破産5,695名(破産局統計)
自己破産理由トップは事業関連融資(コロナの影響?)
年齢別最多は35~44歳で40%、次が45~54歳で29%
自己破産額最多はRM10万~49万9千で3,881名(70%)
2023の自己破産4,810名(破産局統計)
2022比15,5%減少
自己破産理由トップは個人ローン(46,3%=2,225件)
事業関連融資(21,9%=1,051件)、住宅ローン(8,9%=428件)
年齢別最多は35~44歳、次が45~54歳、次が25~34歳
25歳以下は122件
2019~23の自己破産統計(The Starの記事から拝借)
マレーシアの生命保険・医療保険加入状況
2018で生命保険加入のマレーシア人は56%(日本は約81%)
医療保険加入は62%