母の郷里の熊本の郷土料理、いきなり団子。

熊本では「いきなりだご」と言うそうですが、

さつまいもと餡を小麦粉の皮で包んで蒸したお菓子です。

 

妹が手に入れたからとお裾分けしてくれて

今日のおやつに。

 

母は

「そんなにおいしいものじゃないから、

 子どもの頃から好きじゃなかった」

と言いつつ、百貨店の九州フェアなどで買ってくると、

懐かしそうに食べてました。

 

明治生まれの祖父(母にとって父親)は

台所に立つことはなかったのに

一度、幼い母と二人で留守番していたときに

おやつに作ってくれた思い出があったそうです。

小学生で両親と死に別れている母の数少ない思い出なのか

たびたび聞きました。

 

そんなことを私も思い出しました。