先日の姪との大喧嘩の原因でもあるのだけれど、
つい、人のやっていることに口を挟んで仕切ってしまう。
姪にそれをとても疎まれていることを思い知ったわけですが、
私も長く、それを自分の欠点として認識してました。
「リーダーシップ」と言えば聞こえがいいけれど、
本当のリーダーシップはもっと高度で、
私の場合は自分が思うように仕切りたがっているだけ。
今年の初釜で(下の記事の最後に自分でも書いたように)
新たな気づきがありました。
(40年近くもお茶を習っていて今頃?みたいなことですが)
今年は初めて自分のお点前がないため、
お客様の目線でお茶席全体を見渡すことができて、
とても喜んで帰っていただくためにできることは何か?
を初めて真面目に考えた初釜でした。
そのために、裏から出す点出しのお茶の量から、
出すタイミングまで仕切っちゃってました。
そのことについて、先日のお稽古で先生が
「当日には言わなかったんだけれど、
私は非常に嬉しかった」
とおっしゃってくださって、びっくり。
「MEGUさんと同じくらい、
またはそれ以上の資格取得者は他にもいるけれど、
みなさん、おとなしくて、人には何も言わない。
全体を見渡せるベテランこそ、
よりよいお茶会にするためにどんどん仕切ってほしい」
私の仕切りたがりを褒めていただいたのは初めて。
そうはいっても、この性格、
やっぱりいろいろ疎まれるだろうと思っているので、
抑え気味にと自省しているところです(笑)。
先日のお稽古でいただいたお菓子「春の野」。