よく道端で落ちている手袋の片方とか、
子どもの帽子とか、踏みつけられないように
道の脇の目立つところにひっかけ直してあげてますよね。
あれはどれぐらいの割合で
元の持ち主の手元に戻っているんだろうか?
と考えたことがありました。
昨日、外出して、2時間後に
駅から自宅へ同じ道を歩いていたら、
フェンスに引っ掛けられている日傘の袋が目に入りました。
行き過ぎてから、
ふと私の日傘の色に似ているなぁと思い
戻って確認したら、私のものでした(笑)。
家を出る時から日傘をさすことが多いので、
袋は家に置きっ放しにすることも多く、
その時まで落としたことさえ気づいていませんでした。
どなたか知らないけれど、
拾ってフェンスにひっかけてくださった方、
どうもありがとうございます、という気持ちです。
私は一度、犬の散歩中に
木の枝にひっかけてあった子どもの財布を見かけたことがあります。
子どもの身長よりかなり高い枝で
逆に少し目立たなくなっていたので、
もし、道をキョロキョロ探しに戻られても
わかりにくいかなと思い、交番に届け直しに行きました。
中身は100円玉ばかりで1000円ほど。
財布の形状からしても幼い子どものものだろうと想像し、
その子にしたら超大金を失って
がっかりしてるだろうなと思っていました。
2〜3日後、全く知らない方から電話をいただいて
驚いたのは、その財布の持ち主のお母さんでした。
その財布を落とした日は、持ち主の子どもは大泣きで、
行った先を図書館からあちこち行ってみたけど、
見つからなくて、あまり消沈していたので、
お金のことだから届けられていないだろうと思いつつ
交番に行ってみようか、と行ったら、
届けられていて大喜びだったと。
感謝をお伝えしたくて・・・と言われて
やっぱり届けてあげてよかったと思う反面、
一番思ったのは、
「人の家の電話番号を無断で教えるって、警察もどうよ」
ということでした。20年ぐらい前の話ですけど。