※参考にKECの解答例を並べてます
(KECにした理由:特に深い理由はないですが、いちばん早かったため)
■問題用紙を破ってページ数を上部に記入 0〜1分
■与件文を荒読 1〜3分
第1問
B 社の現状について、 3 C(Customer:顧客、Competitor:競合、Company:自社) 分析の観点から 150 字以内で述べよ。
再現答案
顧客はホテル・旅館、飲食店で感染症の発生を受け需要が減少し、一般消費者では巣ごもり需要拡大により販売増。競合は食肉販売業者でネット販売を展開し、大手食肉卸業者はスーパーに卸している。自社の強みは①高い品質と仕入れ体制②メニュー提案が可能で技術力が高く、弱みは①卸売販売の売上減②オンライン販売が弱い点。150字
参考:KEC解答例
<設問解釈時>
SWOTではなかったが、予想範囲内。
H30のように自社を強みと弱みに分けること、時制が「現状」となっている事に注意する。
最後に解くと決める。
<与件文読後> 65〜77分
自社の強みは第4段落の「クオリティの高さ」をはじめ、いくつも見つかったが、それ以外は最初の与件文読解でははっきりと出てこなかった。
最後に解いたので、第9段落の「メニュー提案を行ったり」という部分を加えた。
顧客と競合は抜きだしなので、短時間で終わらせたかったが、探すことと文字を少なくまとめることに時間がかかってしまった。
文字数制限が厳しいながらも「どこがどういう状態か」までをほぼ盛り込めた。
途中で句読点が少なく、自分でも読みづらさを感じたが、時間が足りず修正不能。
再現率90% 自己採点21/30点
第2問
B 社は、X 県から「地元事業者と協業し、第一次産業を再活性化させ、県の社会経 済活動の促進に力を貸してほしい」という依頼を受け、B 社の製造加工技術力を生か して新たな商品開発を行うことにした。商品コンセプトと販路を明確にして、100 字 以内で助言せよ。
再現答案
X 県の観光エリアに立地する高速道路の土産店、道の駅を販路とし、地元の山の幸、海の幸の特産品を顧客ニーズに合わせてセット加工して地元をPRすることをコンセプトとした商品開発をして販売先のPB 商品とする。100字
参考:KEC解答例
<設問解釈時>
特にキーワードが思いつかず。
制約条件が多いので注意。
「製造加工技術力を生かして」という部分が抜けそうなので丸で囲って要注意。
解答構成案:B社は〜で〜な〜に対し、〜をコンセプトとした〜を〜により〜へ販売し、経済発展させる。
<与件文読解後> 35〜43分
地元業者と協業することは設問文で決まっているので、販路は観光エリアしかないと思い、すぐに発見。
地元業者の細かい部分は求められていないので、シンプルにして販路を前半にした。
コンセプトについては強みを活かして「何を」の視点で考え、これもすぐに「山の幸、海の幸」が見つかる。
シンプルすぎて一瞬立ち止まって考えたが、他にこれといった要素は思いつかなった。
最後に若干字が余ったので8段落目の「相手先ブランドの製造が可能」という与件文からPB商品で締めた。
地域ブランドはB社が単独ですることではなく、地域として取り組んだ結果だと考えて外した。
再現率90% 自己採点14/20点
第3問
アフターコロナを見据えて、B 社は直営の食肉小売店の販売力強化を図りたいと考 えている。どのような施策をとればよいか、顧客ターゲットと品揃えの観点から 100 字以内で助言せよ。
再現答案
B社近くの家族で居住する集合住宅の料理に目覚めた客や作りたての揚げ物を買い求める客に対し、巣ごもり需要拡大の機会を捉えクオリティの高さや仕入れ調達力を活かし、簡便化商品の品揃えを充実させ販売増を図る。100字
参考:KEC解答例
<設問解釈時>
第4問
B 社社長は、新規事業として、最終消費者へのオンライン販売チャネル開拓に乗り 出すつもりである。ただし、コロナ禍で試した大手ネットショッピングモールでの自 社単独の食肉販売がうまくいかなかった経験から、オンライン販売事業者との協業に よって行うことを考えている。 中小企業診断士に相談したところ、B 社社長は日本政策金融公庫『消費者動向調査』 (令和 4 年 1 月)を示された。これによると、家庭での食に関する家事で最も簡便化し たい工程は「献立の考案」(29.4 %)、「調理」(19.8 %)、「後片付け」(18.2 %)、「食材 の購入」(10.7 %)、「容器等のごみの処分」(8.5 %)、「盛り付け・配膳」(3.3 %)、「特 にない」(10.3 %)とのことであった。 B 社はどのようなオンライン販売事業者と協業すべきか、また、この際、協業が長 期的に成功するために B 社はどのような提案を行うべきか、150 字以内で助言せよ。
再現答案
オンラインで半加工した料理セットを販売する業者と協業すべきである。提案は、献立を考えたくない消費者が検索して協業する業者のサイトに入り B 社で半加工した料理セットを選択してもらう。また調理や後片付けを簡便化したいというニーズを捉え、メニュー提案を積極的に行い、B社の調理セットを増やし長期的な成功を図る。150字
参考:KEC解答例
<設問解釈>50〜65分
「新規事業として最終消費者へ」とあったので、新規顧客獲得が浮かんだが、最後に「長期的に成功するために」とあり、新規を獲得して、その顧客に何かしらの施策をすると推測。
協業先は与件文に転がってるだろうと推測
構成案:〜で〜な〜と協業すべき。提案は〜に対し、①〜を〜して販売、②〜を〜して販売、③〜を〜して販売し、長期的に成功する。
<与件文読解後>
第11段落に「ネット上に埋もれ、消費者の目に留まらなかった」とあり、『消費者動向調査』で「簡便化したいの1位は献立の考案」とあったので、それなら検索してヒットしやすいようにすればいいと考え、クックパッド的な協業先が思いついた。
ただ、クックパッドだとB社が販売するというイメージがわかず、オイシックス的な協業先であればB社の強みの半加工も活かせると考えた。
新規顧客獲得の観点で「料理を考えたくない消費者が検索して」という解答にしたが、何だか稚拙な表現になってしまった。
未だにいい表現が思いつかないが、今考えるとSEO対策のような一次知識を使って表現したかった。
後半は取り込んだ顧客に対しての施策だったが、新規に対して既存という視点が持てれば、関係性強化からの固定客化で長期的に成功する、と繋がったので、それを入れなかったことが悔やまれる。
内容としては消費者動向からのニーズを捉えて、B社の強みのメニュー提案を活かすという流れにした。
再現率85% 自己採点20/30点
全体再現率90% 自己採点計65/100点 ※得点開示65点
以上、ここまで読んで頂き、ありがとうございました。