自称、奥多摩ニアなMIMIZUです

調べると奥多摩って忌み地忌み山がかなり多いの

地図上ではもう違う名前だったり、表記されてなかったりもするんだけど、旧地名がものすごい怖いッッ

御霊山、自害沢、位牌ザス、位牌山、位牌平、位牌窪、地獄戸、塔婆山、病ケ沢…
大体は、日本武尊がらみor炭焼きの事件事故がらみが由来してる

先人たちがなにかを示唆して名付けたんだと思うけど、そういう怖い名前だと山を売る時に買い手がつかなくなってしまうから、改名改名と何かあるたびに改名して表面上、余所者にはわからないようにしたみたい

奥多摩自体が東京の忌み地だって記述もある…

未だに怖い名で遺ってるとこもあるの

疫病神ノ窪、忌山尾根、死人窪、死人沢、バケモノ沢、悪谷、生首…
【生首】通ったことあるけど、「この辺が生首だよな〜」って思うぐらいで通過しちゃったな

いわくを知ってたから、立ち止まるのが怖かった

犬好きとして許せないのは川苔林道の【犬吊岩】
どの岩なのか毎回見上げるけどわかんない

七跳山の旧名【犬剥簾ノ峰(イヌムギスダレノミネ)】
谷や橋は【犬麦】に漢字を変えられてるけどね

犬を吊るしたり剥いたり、どういうことよッッ

そう言えば、数年前にものすごい土砂災害あった広島市八木地区

昔々は「八木蛇落地悪谷」と呼ばれてた

蛇が落ちてくるほどの崩れやすく脆弱な谷だって先人たちは代々伝えたかったはず

なのに、「八木上楽地芦谷」と改名され、そのうち「八木」だけになって、あの災害で旧地名がクローズアップされたの



奥多摩以外にも、改名されて先人たちの想いが消された地名は全国にはたっくさんあるってことよね

持ってる地図を確認すると丹沢や奥武蔵にも遺言棚とかオバケ山とかあるけど、奥多摩ほど多くないのよね

地名と地盤の関係…
昔から興味はあったけど、こうしてまとめると先人たちの直球な名付けセンスには度肝を抜かれる

おまけ
奥多摩特有の言葉
サス・ザス=焼畑(ゴンザス尾根、ヌカザス尾根、サス沢山とか)
タワ・ダワ=撓んでるとこ(大ダワ・昼メシ食いのダワとか)
トッケ・ドッケ=尖ったとこ(三ッドッケ、芋ノ木ドッケとか)
デーロ=平なとこ(五十人平、子安平とか)

