【二俣尾の廃専用線を追え!】雷電山&辛垣山南陵⑴ | MIMIZUの底辺ぼっちBlog

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なんか生きづらいと思ったらASD亜型とADHD少々の発達障害判明。HSS型HSP気質自覚あり。


クリパより廃キング
イルミネーションより廃レール
プレゼントは遺構希望のMIMIZUです

ようやく風邪が治りかけてると思ったら絶賛膀胱炎の気配がッ
寒いからトイレ行くの我慢しまくってたら、このざまです…
尿道激痛っ…

はッ


さて昨日の廃日和、6人が集結
MIMIZUの提案で鉱山の専用線を探索しました

その鉱山はすでに採掘が終わった成木採掘場、当時は青梅鉱山と呼ばれていたらしい。
現在の青梅鉱山はトネサス山を指す。
トネサス山、もうお山とは呼べないけどね。
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取り付き探しにかなり時間がかかったのでこれから行く人のために(そんな人いないかっ)ここで堂々公開ッ
二俣尾駅の福小路第一踏切を渡り、酒井組第一資材置き場の脇から入るのだ

キターーー軌道ッ
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送電線もソテツのおかげで現存しております
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この専用線、通称【浅野セメント専用線】
MIMIZU得意の国会図書館調べによると…
【沿革】旧青梅鉱山(成木採掘場)は昭和4年浅野セメント株式会社にて開山、昭和16年日本高炉セメント株式会社に承継。昭和22年、第一セメント株式会社となり川崎工場へセメント原料を供給。昭和42年奥多摩工業株式会社が買収し関連会社瑞穂建材工業株式会社の鉱山として発足。昭和43年再開発着手。

【昭和22年当時の運搬工程】
2トン積みの鉄製鉱車にフィンガーゲートで積まれエンドレス捲で運搬され、クラッシャを通り一次貯鉱槽(500t)に貯えられ、さらに索道で3,150mを約30分を費やして運ばれて次貯鉱槽(2,500t)に入り、貨車積みされて、専用側線を通り、青梅線二俣尾駅に出て、川崎工場へ送られていた。
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この専用線を二俣尾から逆に辿るのだッ


民家の脇なんだけど、しっかり軌道は遺ってるし、
手動転轍機があるのッ
それも動くのよぉ〜
胸キュンものでしょ
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かなり重いのッ
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小河内ダムのレールに比べ、幅は狭く小さい貨車だったことを想像させる
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小河内ダム専用線完抜きで大分鍛えられたので、レール渡りもこれぐらい楽勝
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崖崩れの看板とトラロープを潜る
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進むとレールは見えるものの水没してる
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ぬちゃぬちゃエリア突入ッ
足首まで余裕で沈む

廃キングは
濡れてからが本番ッ!〟
下ネタではない)

濡れる前は濡れないように足の置き場を選ぶけど、一度濡れたら足の置き場の選択肢は無限大って意味ね
いわゆる、どうにでもなれ的な…

うっあ〜
マジであちこち崩れてるぅ〜
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もうレールはまったく見えず、高い崖壁から水が吹き出し行き止まり
木造ホッパーの積込貯鉱槽施設があったらしい
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ぐっちゃぐちゃのしっちゃかめっちゃか状態


当時の積込貯鉱槽と専用側線
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建物裏の真上から石灰をホッパーに入れて貨車に積んでたと思われるので、道なきお山を直登する