MIMIZUが人生で初めて死という事を経験した怒涛の二日間の感想と記録です。
MIMIZUが参列したのは『出棺の儀』から。
この年齢まで近親者の死にあったことがなかったので葬儀の流れがわかりません。
テレビで見た通り葬儀は、通夜→告別式→火葬だと思ってました。
それとは違う日程にびっくり!
これが仏事日程です。
いきなり火葬なんです。
そして通夜はなく逮夜…
『なんで?』って思ったら調べずにいられるないMIMIZU。
こっそり住職さんに聞いたら、秋田や東北あたりだと昔は出稼ぎなどで遠方に出てて、訃報を聞いて駆けつけるにしても何日もかかり、その間にご遺体が腐敗してくるので先に火葬してから葬儀が一般的になってるとのこと。
逮夜は通夜とは違い、葬儀の前日のことだそう。
9日朝、喪服に着替えても実感は湧きませんでした。
死に化粧をしたおばさんと会っても
目の前の現実がどういうことなのか理解出来ず…
寝てるとしか思えません。
キッチンからいつものように
『みー!』って呼ばれて、コーヒーを淹れてくれてる気がして…
出棺の時、ほっぺを触らせてもらったけど、ぷりぷりすべすべでキレイでした。
斎場に到着して炉室に入る棺を見て初めて
『もう会えない』って実感しました。
斎場は古びた煙突から煙が出てるのを想像していたのですが、予想以上にキレイで煙突なんてありませんでした。
お山の麓にあるので熊がでるそうです。
さすが、秋田!
火葬は流れ作業的に進み、1時間ほどすると収骨室に通されました。
これからおばさんのお骨を目の前にすると思うとまともに立っていられなかったので壁に寄りかかって待ってました。
抗がん剤のせいか出てきたお骨が粉々過ぎてみんな愕然。
頭蓋骨は原型を留めておらず大腿骨から下はありませんでした。
意識や思考が止まり魂が抜けて肉体がなくなるとこうなるのかと…
『死』とはこういうものなのか漠然と受け入れられました。
あんなに泣いてたみんなが誰1人涙を見せず『これって背骨?』『これ指だよね?』なんて言いながらお骨を拾ってるのを遠目で見てて
肉体がなくなると周りもそんなもんかーと思いました。
お骨を拾わせてもらいましたが、全部は拾えなくて手間取りました。
細かいお骨はどうなるのか聞いたら残灰として処理すると言われ驚きました。
なので出来る限り拾いました。
結局、肉体がなくなるとそんな扱いなのかと
呆気ないものなんだなと心底思いました。
逮夜での会食時MIMIZUだけの特別メニューがありました。
おばさんが亡くなる前日に作った角煮…
冷凍してもらってました。
つづく



