まず今朝にかけての為替の動き。
見事に右肩下がりです。
円高。そしてドル高。ユーロ売り。
欧州では、週明けからずっとひきづっているギリシャの脱退リスクに加え、
新たに、スペインのバンキアという大手銀行を一部国有化の報道が流れ、
リスク回避の動きが加速しています。
バンキアに対して、
スペイン政府が公的資本注入という手を出しているようですが、
拠出額が足りないというアナリストの主張が出ています。
銀行の資本不足の問題がスペインもしくはイタリアなどで再燃するなら、
銀行がかけていたレバレッジが
資本市場・資金調達市場で逆回転を始めます。
さらに欧州委員会はスペインが財政目標を達成することが
困難であるとの見通しを出しています。
マーケットはそういったネガティブをすでに将来に織り込み始めています。
ドイツ国債の利回りは過去最低の1.5%の金利を割り込むほど買われており、
一方でスペイン国債は利回りが6%を超えています。
欧州に関して今後注目イベントは、
11日スペインが銀行改革の計画を発表する内容の詳細、
来週のスペイン・イタリアの国債入札です。