前回、前々回と鉄道関連銘柄のペア銘柄の選定で、
片っ端から検証しようと思い、まずは9001東武を軸銘柄に検証したところ、
とても正規分布にはならない分布が出てきました。
主な理由の一つとしては、他の鉄道関連株より、
3.11の東日本大震災の影響をより大きく受けている点を考えています。
ということで、9001を除いて考えるべきかと思ったのですが、
それでは、ペアトレーディングのそもそものコンセプトについて、
一番弱い部分、個別リスクの顕在化によって、負けるというパターンです。
ちょっとあまりに面白くないというか、前年過ぎるので、
一度、今回上げている鉄道関連株の動きをチェックして、
似た動きの銘柄で、スプレッドの分散がどうなるのかを、
今後の参考として考えたいと思います。
直近500ポイント(500営業日=約2年間)の、
500ポイント前の価格を基準とした価格変化率で、
折れ線グラフを作っています。
つまり、2年前からの価格変化の割合なので、相対パフォーマンスとして
全ての銘柄を同時に比較できます。
やはり9001東武が断トツで大きく下げています。
同じく大きく下げているのが9020JR東日本です。
逆にほとんど影響がないのが9021JR西日本。
昨年夏場から、急速な回復をしている紫が9008京王。
また、右端のみを見て、同じような動きをしているのが、
9001東武と9009京成です。
2年前からでみると、3.11のような大きな外部ショックがあった場合、見づらいです。
次に、250ポイント(約1年間)で同じく、チャートを出してみます。
こちらの1年間のチャートでは、綺麗にグループ分けができそうです。
まず上から、
■第1グループ
9001東武 9008京王 9009京成
■第2グループ
9005東急 9007小田急 9020JR東
■第3グループ
9020JR西 9021JR東海
このように、業種内で一度相対パフォーマンスチャートで目視すると、
・グルーピングしやすい
・外部ショックの影響を把握できる
というメリットがあることが分かりました。
ということで、鉄道関連株全部のペアを見るのはやめて、
次回より、上記のグループごとのペア銘柄検証を始めたいと思います。

