ある塗料メ-カ-の新規プロジェクト
に参加してきました。
景気の低迷時代が長く続き、
企業も売り上げが減ってきてます。
また、ベンチヤ-企業新規参入による
商品の販売などもあり、
客離れが目立って来ました。
深刻な状況になる前にと対策を考えたのでしょう。
それはそれですばらしい事と思います。
景気の良い時にはたいして
商品開発していなかったのですが、
ここ数年、目覚ましい商品が次々と開発されて
バリエ-ションも増えました。
ただし、その商品が確たる実験と
実証された商品だと言うことが
絶対条件なのですが、
メ-カ-のやる事ですから
きな臭い感じがします。
商品が売れてた時代に、
あぐらをかいていた付けが回って
来たのでしょう。
メ-カ-は直販を基本的には行いません。
材販売店が塗装店に販売するのは一般的です。
その理由の一つに、塗装店に直接販売することの
危険性を考えているのでしょう。
材販店の業務は、商品の配送と
販金回収が主です。
この販金回収が結構なリスクとなります。
そこで目を付けたのが塗装店の抱え込みです。
ただし、材販店を介しての抱え込みです。
要するに、新商品を開発したので、
塗装店の技術で、一番良いこの商品の施工方法を
教えてほしい!との事でした。
他の塗装屋さん(職人さん)は惜しげもなく
施工方法を公開していましたが、
私は、正直引きました。
私は25年塗装職人として経験を積み重ねて来ました。
失敗を繰り返し今の技術を獲得したのです。
その技術を教えてほしいと言うことです。
しかも無償で!ずうずうしいにもほどがあります。
25年間の技術を「タダでくれ!」と
言っているようなものですから
まるで泥棒ですよね。
人は、収入が少なくなると
泥棒になりやすくなります。
しかも、
会場までの交通費や昼飯までも自分持ちです。
人としての常識や誠意は、
この人間たちには持ち合わせて
いないようです。
人に対しての気遣いにかけています。
日本人としての心が無いのでしょうか。
企業という組織に守られ責任の所在を
分散できる立場にいると、
人は平気で
人を足蹴にしたり、心ない行動が
取れるようになるのです。
それを打ち破る事が出来る人は
「信念」を重んじる人だけです。
残念ながらそのような人は、
今の日本人にはほとんど存在しません。
「強い者に従い、弱い者を足蹴にする」
その一方では、
「自分はこんなに良いことをしている・・・」
日本人とは一体何なんでしょうか?
