ヘイホーです真顔

久しぶりにダイエットの話題です。

私はご存知
妊娠中〜産後に激しい体重増減をしました。


特に第一子妊娠時に
私は約25kgも増量しましたメラメラ

最高体重は驚きの68kg
身長は151cmと小さいのに、です。





産後、育児をすれば痩せると思いましたが
53kgまで落ちたものの、そこから全く痩せませんでした。

本当に辛かったです。

写真は産後2ヶ月くらいのとき。




今やパパには
あの時と同じ人物とは思えない…とか言われますがwww



今回は私がなぜ
第一子妊娠中に25kgも太ったのか?という話をします。


摂食障害、とまではいかなくても
やめられないストレス過食で悩む方
太りたくない!という思いが強くて思い詰めるレベルの方に届けたいです。



☆☆☆

第一子妊娠初期

私は運良く吐き悪阻はありませんでした。

私が経験したのは
酷い「眠り悪阻」でした。 


悪阻というと、気持ち悪くて吐くものだと思ってる方も多いと思います。

私も妊娠前まで
悪阻には実にたくさんの種類があることを知りませんでした。

なので、この酷い眠気に襲われる症状に
かなり動揺していました。

今の私なら
これも赤ちゃんをお腹で育てている身体の反応だから
眠いなら抗わずに寝て休もう!
って堂々と寝ると思いますw

でも当時の私は
「悪阻=吐く」というイメージしか無かったので

眠いからって寝るなんて
サボりって思われないかな

吐かないから悪阻は軽い方なのに
寝込んでるなんて、甘えだ

もっと辛い人はいるのに…

と、
頑なに自分の辛さ苦しさを認めず、無視してきました


それでも眠気に抗えず、
出勤できない日も増えてきました。

出勤できたとしても
勤務時間中もトイレに行き、
3〜5分便座に座って寝る、ということを時々しないと
仕事ができませんでした。


どうせできないのだから、と仕事を休んだ日は
眠いってだけで仕事を休んだことに

※勤務先には「妊娠中の体調不良で」と言ってました

ものすごい罪悪感と自己嫌悪


それを一瞬でも忘れさせてくれる幸せな瞬間
それが「食べること」でした。


やがて、仕事も続けられなくなり、退職しました。

私はギリギリまで働きたかったのに、
眠すぎて辛いというだけで退職してしまった自分を責めました。

家計もパパの一馬力になってしまうことに
申し訳なくて肩身の狭い思いをしていました。

それに私は
結婚1年目でパパに遠慮してばかり
上手く弱音を吐くことができませんでした。

あのとき、素直に
私はとても不安なの!助けて!
って言えたらもっと違う結果になっていたのかもしれません。

でも仕事を辞めた負い目から
「これ以上迷惑はかけられない」と自分で自分を追い込んで生活していました。


そんなストレスを
また食べることで誤魔化す日々が続きました。

特に
ファストフード、ファミレスの
しょうもないジャンクフードが止まりませんでした。


収入もないのに
ファストフードを買って食べる自分。

妊娠中だから赤ちゃんのことを考えて
本当なら栄養あるものを食べなきゃいけないのに
それをせずにジャンクな食べ物しか食べない自分。


自分はなんて弱いんだろう
甘えすぎなんだろう
こんな自分大嫌い

いつも自分にそんな呪いの言葉を浴びせていました。

 



でも、今ならわかるんです。

身体に悪いとわかっていながら
お金が飛んでいくとわかっていながら
それでもジャンクフードばかり食べてしまうのは

自分がダメな人間だからでも
弱い人間だからでもない


全て
自分の心と身体からの
SOSだったのだということ


これに気付くまでに5年近くかかりました笑い泣き

でも私は
68kgにまで増え、
産後も痩せられず
そのまま二人目を授かり

ようやく体重を妊娠前に戻せた。
しかも妊娠前より身体の外と内の色々な状態が良くなってきた。


その経験をしてきたから気付けたんです。


私はただ、
「助けて」と言いたかっただけなんだ

心も身体も限界だったんだ


だって普通なら

普段の私の正常な精神状態なら

妊娠中の大事な時期に
お腹に赤ちゃんがいるのに
それを無視するかのようなジャンクフードの過食はしない。

体重が増えすぎるとお産が苦しくなるよと言われているのに
わざわざ25kgも増やしたりしない。



なのにあの頃の私は
ジャンクフードを食べまくり
過食を毎日して
妊娠・出産においてマイナスになることをしていた。

その異常な生活で充分に
「私は心身共にボロボロで 
正常な生活ができなかった」
ということは明らかである。



今更言わないが
私は
パパに助けて欲しかった。
不安を聞いてほしかった。
「大丈夫だよ!」って抱きしめて欲しかった

でもパパもあの頃余裕がなかった。

結婚したタイミングで残業の無い部署に配属され
手取り給料が半分近く減った
今だからカミングアウトwww

しかも新しい上司は
最終的に懲戒処分を受けるレベルのパワハラ上司で
横暴な態度。
ストレスフルな環境で仕事をさせられていた


そんなタイミングで
私が妊娠そして退職

守るべきものが1人から2人に増え
ものすごい重圧とプレッシャーに耐えていたと思う。

上司のパワハラが辛い。
でも子どもも産まれるし頑張らないと、って
一生懸命、仕事してくれていた。

あの頃仕事の愚痴も多かった。
そんな中で
妻のSOSは
聞こえないくらい小さきものになってしまっていて

或いは聞こえていても
もう対処できるほどの余裕は無かったのかもしれない。
 
だからパパも悪くない。
どちらも悪くない。

どちらも精一杯頑張ったんだ。
それだけだと思う。


だから私は
過食してしまう人は頑張りすぎていて
もうどうしようもなくて
助けを求めている自分に気付く必要があると考えてる。

小手先だけの
「過食はしない。我慢する」だけの行動ベースの方法では効果がない。

まず
頑張りすぎている自分を認めて
辛いという心の叫びを無視しないで欲しい


そこから
「自分はどうすれば楽になるかな」
ということを考える段階になるんだけど
話が長いので、このことはまたいつかw




☆☆☆

余談
〜その後…の話〜

その後約5年かけて
体重だけでなく

パパとの関係も良くなり
私は素直に自分の気持ちや意見を伝えられるようになりました。

パパは仕事で残業がまたできるようになり
昇給し
お給料の心配もなくなり

更にパワハラ上司は懲戒処分w
新しい上司に変わり、仕事は余計なストレスが無く
自分の業務に集中できる理想的な環境に

仕事行くときに「嫌だ」って思わなくなったんだそうです

パパの写真は載せられませんが
数年前と比べて
本当に幸せそうな、優しい顔になりました。


私のことを前の何倍も気にかけてくれるようになり
夫婦仲もお互い無理しない関係に。

振り返ってみると嘘みたいですが
全部全部良い方向に変わったんですよね。

自覚無いんですが
私がすごく変わったんだそうです。 
周りに言われます。

心が変わると、全て変わるんですね。