12Kg。



およそ

2リットルのペットボトル6本入りのケースに相当する重さを

私はいつも運んでいる。



出かけるときも。

買い物のときも。


1階から2階へ

階段移動のときも


駐車場はその更に下。

階段を降りていくから、


実質

1階から3階への往復運動。


車に乗せるときは

車の床の方ではなく

上の上の

チャイルドシートに持ち上げて乗せる。



こんなことが毎日毎日続いている。

私は

151センチの身体で

その12Kgの命を運ぶ。


室内では自力移動ができるようになったとはいえ、

階段やベッドなど段差があれば上がれない。


だから持ち上げるしかない。



着替え、オムツ替えも

立ってできる年齢なのに

座らせたり寝かせて

身体を支えながら。


外ではもちろん歩けないから

公園では

ベビーカーから持ち上げて

ブランコや滑り台に乗せる。


この子が笑ってくれるなら

何度この12Kgを上げ下ろししたって

遊ばせない選択肢は、無い。



常に肩こり、腰痛、肩こり頭痛がセットで

私は痛み止めを常用している。



外に出かけると

0歳児でさえつかまり立ちしている。

きっとこの子よりずっと後に産まれたであろう子が

お母さんと手を繋いで歩いている。


見るたびに胸がギュッとなる、

その気持ちをかき消して


よそはよそ

この子はこの子。


もう慣れっこだから。


そう言い聞かせて。


支援センターがしんどかった。

しんどいことにも気付かなかった。



でも産みたくて産んだんでしょ。


そうだよ、それはわかってる。

覚悟もしてる。

愛してる。


今日もバキバキの身体で眠り

明日もまた

バキバキの身体で起きるんだろう。


この生活に終りが見えない、

時々どうしようもなく果てしなく感じて

心が現実逃避して

全く関係ないことを考えて紛らわす。

その気持ちは経験した人にしかきっとわからない。





ある日突然限界がきて
身体がポキっとなったり、ギックリしたりして
動けなくなったらという不安といつも隣り合わせです。

せめて栄養あるものを。


今日は寒暖差もあり痛みが強くなりすぎて
心が折れていました。