原作は瀬尾まいこさんの小説「そして、バトンは渡された」
小説もとてもよかったですが、映画もよきですね
主人公は優子ちゃんという女の子
優子ちゃんには母親が二人、父親が三人、合計五人の親がいます。
これだけ聞くとなんだか複雑な家庭だなと思いますが、
この五人、みんながみんな優子ちゃんをものすごく大事に育ててくれるんですね
ただ、世の中には優子ちゃんのことを快く思わない人ももちろんいるわけで、
その代表が高校のクラスメイト
しかしこのクラスメイトは担任の先生から優子ちゃんの家庭の事情を聞いた途端に優しくなります
「先生から聞いたよ。優子いろいろ大変だったんだね」
この場面、友達ができるいいシーンでもあるのですが少しもやっとしてしまう
確かに優子ちゃんは大変な思いをしてきたかもしれません。
でも、それを聞いたから優しくするのは違うじゃないかーーー
かわいそうだから仲良くするのも、
いつも笑っているから何言ってもいいのも
変じゃないかーーー
そして最後の結婚式の場面でこの二人が招待されていてまたもやっと。。。
なにはともあれ、強く優しい優子ちゃんになるまでの過程、親子や環境について
いろいろと考えさせられました