こんにちはニコニコ



ハンドペイントでタティングレースの
シャトルをデコレーションしている、
Paintat Plus(ペインタットプラス)の
Emikoです。






私は
タティングレースのシャトルに
トールペイントの技法で
絵を描いています。






  

今日は、タティングシャトルに絵を描く前にやっている下準備についてお話したいと思います。




タティングレースのシャトル
には色んな種類があります。


日本では
クロバー株式会社さんから
発売されているシャトルが
1番良く知られている
商品ではないかと思います。




こんな感じで
クロバー株式会社のシャトルだけでも
大きさ、種類、カラーなど
色んな種類が揃っています。




最近は
セリアやキャンドウ、ダイソーといった
100円ショップでもシャトルを
購入できるようになりました。

タティングレースを
楽しむ人が増えてきた証拠かなと
嬉しい限りですラブラブ




他にも
アメリカのハンディハンズ社から
発売されているムーンリットシャトル
 Lacis社のSew Mateシャトルなどに
デコレーションしています。





今日は

1. クロバー株式会社カラーシャトル
2. ハンディハンズ社ムーンリットシャトル

を例に、下準備のご紹介をしたいと思います。





1.クロバー株式会社の
   カラーシャトル


シャトルの真ん中にあるギザギザの滑り止めを平にしたい!



上のシャトルが準備後
下のシャトルが準備前
の写真です。

シャトル表面

シャトル裏面


下準備その①


下準備の1番初めにしているのが
角(つの) 、英語ではpick (ピック)
と呼ばれる尖っている先っぽの部分に
マスキングテープを巻くことです。


この角で糸を引っ掛けたりするので、
作業中も鋭利さを守るために
マスキングテープで保護しています。


こちらの記事で
そのこだわりについて書いています。
下矢印





下準備その②

さて、
写真でもわかるように
買ったばかりのシャトルの中心は
ギザギザになっています。


これは滑り止めの為ですが
このままの状態では
ギザギザの部分に絵を描くことが
出来ません。


ペイントできるスペースが狭く、
デザインが限られてしまいますえーん



まだ
Etsy(エッツィー)でショップを
始める以前にペイントした
シャトルがあったので
写真を撮ってみました。





何しろタティングシャトルは小さいので、
もっと色んなデザインの絵を描くために
何とかしてこのギザギザを
平にしたい!と思いましたショック



何かギザギザを埋めるものはないかな?
紙粘土とか〜?
と悩んでいた時
手芸材料のショップ店員さんに
相談したところ


"レジンで埋めるのが
良いのではないか"
アイデアをいただきました。

それ以来
シャトルの表面が平らになるように
シャトルの凹んでいる部分に
UVレジンを流し入れていますニコニコ 






プラスチックにアクリル絵の具で描くと絵の具がなかなか定着しない!



次に困ったのは
絵の具が定着しづらいという
問題でした。


シャトルはプラスチック製なので
トールペイントで使用している
アクリル絵の具は
何度も塗り直しをしないと
絵が描けませんでした


プラスチックなど
ツルツルした素材に
描く時使用する溶剤
試してみましたが、
全く効果がなく困ってしまいましたえーん


重ね塗りするしか
仕方ないのかなとぁ
諦め半分でしたが


ある時
フッとひとつのアイデアが
浮かんきました!!



レジンで作品を作る場合、
レジン液がはみ出したり
表面がデコボコしても、

サンドペーパーで整えて
もう一度上からレジンを塗れば
綺麗に仕上がると

ネットで読んだことを
思い出したのです。



と言うことは


シャトルの表面を
サンドペーパーで削って
傷を付けたらどうだろう?!
と閃いたのですびっくり



そうすれば
アクリル絵の具が定着して
絵を描きやすくなる上、

最後にUVレジンでコーティング
すれば綺麗なシャトルが出来るん
じゃないかな?と、、、。


本当に傷が消えるのか
少々不安でしたが、
挑戦してみたら大成功でした!


人間、
考え続ければ
思いつくものですねおねがい





下準備その③


ということで
それ以来、絵を描く前に
シャトルの表面をサンドペーパーで
優しく削っています


その為
もう一度写真を見ると
下準備後のシャトルは
白く濁ったようになっている
という訳です。



これで、
絵を描く準備が整いました!





2. Handy Hands (ハンディ
    ハンズ)社の
    Moonlit (ムーン リット)
    シャトル。




シャトル表面

シャトル裏面



この写真も
上のシャトルが準備後
下のシャトルが準備前
になります。



ムーンリットシャトルは
表も裏も、
表面が凹凸しています。

最初は
このデコボコを平らにする為に
サンドペーパーで削ることに
しました。


まずは
目の荒いサンドペーパーで
ゴシゴシと削ってみました。


ところが
これがメチャメチャ大変滝汗

一個削り終わる頃には
手が痛く手たまらなく
なる程の強敵でした。

このまま続けたら
手首の腱鞘炎は確実!


絶対
何個も削ることは不可能ですガーン
またまた困ってしまいました。


しかしながら
ムーンリットシャトルも使いたい!

なぜなら
アメリカではとても人気のある
シャトルなのです。

仕入れたシャトルの在庫も
ありましたえーん




「人間は考える葦である〜おーっ!
と言うことで、
知恵を絞るしぼる!


すると
またまたアイデアの神様が降臨
してくれましたひらめき電球ラブ




凸凹を削るのではなく、

下準備その①

表面を平らにする為に
全体に薄くレジンを塗る。



下準備その②

 サンドペーパーで表面に
優しく傷をつける。

逆転の発想ですキラキラ




もう一度写真を見てみると
良く分かっていただけるのでは
ないかと思います。



ムーンリットシャトルも
腱鞘炎にならずとも
絵を描く事ができるように
なりましたおねがい



   ☆☆☆☆☆



ペイント前の下準備について
わかっていただけたでしょうか?


こうして文章にしてみると、
試行錯誤していたんだなぁと
懐かしささえ感じますが
その時はかなり一所懸命だった
ことを思い出しましたニコ



   ☆☆☆☆☆



では、
今日のところはこの辺で
最後までブログを読んで下さって
ありがとうございましたニコニコ












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