今日は母の日ですね。
毎年、母には現金を贈っています。
 
昔はカーネーションを贈っていたのですが
花はいらないと言われたので。
今になってそう言った事を少し後悔しているようですが・・・
 
でも、いらないものを贈るより、好きなものを買って
喜んでもらえる方がいいですよね。
 
人に母の日に何かあげるの?と聞いたら
「マッサージの券をあげています」と聞いて
それ、いいなーって思った。
 
自分がもらう立場であるという事を忘れがちなのですが
私自身、マッサージの券をもらったら、嬉しいなって思った。
 
息子から何かもらえると期待はしていませんでしたが
カーネーションを贈ってくれました。
そんなお金があるなら・・・と言いたくなった自分に
あ、私、毒親だわって思った。
 

今日、図書館で借りた本、深爪さんの
「親になってもわからない」を一気読みしました。

 

 

この方の本はすごく面白くて読みやすい。

文章に無駄がなく、わかりやすいし、共感できる。

 

深爪さんの親の話が出て来たのですが

私の母とオーバーラップした。

負けず嫌いな人で、子供に対して何をしても

褒めないで否定されてきたらしい。

 

私の母も同じく、私の行動にいちいち文句を言われ

漫画が好きで読んでいると、漫画キチガイと言われるし

何か失敗すると、そっそっかしい子だとずっと言われ続け

母が同じ失敗をすると、私に似てそうなったと言う人。

 

本の中に、熱々の味噌汁をこぼしてしまった妻に

夫が激怒したという話があったのですが

そういう人は親から同じように怒られていたから

人にも同じように怒るようになると言う。

 

これも、すごーくわかる。

本当なら火傷しなかったか、大丈夫かと心配するところを

こぼした事に対して怒り出す。

これ、私もあてはまっている。

 

息子が熱が出た、咳が出ると言われると、

不摂生だからだと怒ってしまう。

大丈夫?と体を先に心配することが出来ないのは

母からずっとそう言われてきたからだ。

 

子供の頃は親が絶対だから、それが正しいと思わされていて

しみついてしまって、反射的にそう考えてしまう。

嫌な人間ですね。

 

育ちって本当にあるよね。