パンの耳を油で揚げて砂糖をまぶしたものを
母が持って来ました。
正直、食べる気がしない。
とりあえず、一口かじってみたら
古い油の臭いと、いろんなものを揚げたであろうと思われる
いろんな味がした。汚れた油を使っている。
食べられたものじゃなかった。
息子も食べないし、捨てるしかないんだけど
罪悪感を感じて捨てにくいし
大量にもらっても食べられないよ。
なんだかとても悲しくなってしまった。
パンの耳を油で揚げてお菓子にする事は
もったいないからやっているのか
美味しいと思ってやっているのか
私たちが喜ぶと思っているのか
私は油を使いまわさない。
酸化した油は体に悪いと思っているから。
実家では使いまわすのが当たり前で
実家を出た私とはルールが違う。
実家にいた時は気にもしなかったし、
そんなもんだと思っていたし受け入れていた。
でも、今は受け入れられなくなった。
それがとても悲しくなった。
母はみじんもそんな事は感じていないと思う。
いつの間にか私自身が変わった。
そう感じる事が増えて来て
子供の頃には戻れないのは当然だけど
何だか悲しくなる。
誕生日に行くお店もハンバーグステーキの
お店にしようかなと言うと
「そんなところに行きたいのか」
と言われた。言い方を間違っているよね。
とても嫌な気分になり、どうでもよくなった。