今日は大学病院に決死の覚悟で行ってきました。
右胸に黒いほくろがあって、年々大きく、黒くなってきたんです。
そんなのは皮膚がんかもしれないって聞いて、今日はほくろごと、そぎ取られる覚悟だったんです。
胸を出して横たわる私のところに男性の先生が二人。
二人とも、私のそのほくろを見るなり、微笑みながら、あぁ~とか、ん~とか言います。
その表情から、たいしたことはないと瞬時に感じましたが、次の言葉を聞いて、今度は私が苦笑する番でした。
『まー、いわゆる、俗に言う、老人しみ、ですね』
『んんー、45歳かー、ちょっと名前が抵抗あるかもしれないけど、がんじゃなくってよかったね』
ドアップの写真を撮られた後、お昼はなに食べる?なんて言いながら、お買い物をして帰りました。
リューマチ、突発性頻脈症、場面恐怖症、それに今日もう一つ病名が加わりました。
老人性しみ・・・