竣工検査の日でした
まずは午前中に書類検査が行われます
検査官から次々に質問が飛びます
特に品質管理について、細かく説明を求められます
土の締固めの管理、コンクリートの強度の管理、アスファルトの管理等々、
計画→実施状況(写真)→結果報告のコンボが続きます
写真の撮り方について、何点かアドバイスをもらいましたが、なんとか、指摘事項もなく書類検査が終わりました。
検査官
「書類は良くまとまっていると思います。」
私
「ありがとうございます」
そして午後から現場の検査へ
道路の幅員と延長、構造物の出来形を図っていき、クリアしていきます
最後にレベルを使って、道路の高さを図ります
しかし。。。
道路センターの高さが合わない
ざわつく現場
しかし会社の先輩が、箱尺(スタッフ)を持った作業員にすばやく近づき、手元交代
箱尺の目盛りをカチッと合わせてOKのサインを出しています
再び検査官がレベルを見ています。。。
検査官
「OKです!」
安堵の空気が周りに流れます
検査官
「特に問題はありません、これで検査を終わります。」
私
「ありがとうございました~」
そこで全員解散。
先輩と2人で会社に帰ります。
私
「さっきはありがとうございました。助かりました」
先輩
「うんうん、ちょっとしたミスで良かったね~」
私
「そうですね~頭が真っ白になりました」
先輩
「まあ半年近く頑張ってきて良かったね、検査も上手くいったし」
私
「はい!現場の方や協力業者の方、住民の方にも協力してもらい、完成出来ました」
先輩
「しかし車で通ると、10秒くらいで通り過ぎるね」
私
「あはは、今それ言います~?」
先輩
「ごめんごめん、冗談冗談」
私
「ですよね~」
いつものことだが、少し会話がかみ合っていない2人であった。
(終)