不毛から生まれるちいさな思いは
やがて何の助けも無く咲き誇るでしょう
鋼鉄の芽は種も無く
理不尽な不毛から必ず出ずる
それは強烈な全てを照らし出してしまう
光がどうしても生んでしまう負の影ではなく
理不尽な不毛への正しき反逆なのだ
風にそよぐ事も無く
鋼鉄の花は実を結ばずとも
誰にも冒されず
冒せず
密やかでもなく
激しくもあらず
そこに在り続けるのだ
いてついて枯れる事も無く
業火に焼かれる事も無く
雨が降れば錆びて
その不毛に鉄錆の養分を滴らせる
そして不毛でなくすのだ。