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ある、知的障害の女の子が言った。
”あたし、死ねばこの性格治るのかな”と。
それは性格なんかじゃない。
脳の障害なんだよ。
と電車でおれの隣に座る女の子におれは教えたかった。
女の子は、近くに座る女の子達に、無視されているようだった。
その女の子は言った。
”でも、あたしまだ死にたくないんだよね”と言った。
おれは、胸が押しつぶされ誘うになった。
彼女を抱きしめたくなったけれど、
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振り向いたおれの目に映った、
その、少女は実に
グロテスクな外見だった。
目を剥く程に。
吐き気を催す程に。
おれは、無力だった。
これが現実なんだ。
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