ジムルダーク | はるかなる楽園

はるかなる楽園

それは、何処かのもう一つの世界のもう一つの物語たち・・・・。

それは汚れを落とすを宿命に負わされた民族の伝承。

大地に沈みゆく、大地のまんなかまで汚れが行かない為。

汚れを吸った少女達は大きな飛空船に乗って何処かに連れて行かれる。

四人のうち、一人を残して。

一人の少女を残して。残された少女はその汚れた土地に残されて。少女は銀の小さな人形を持っていた為、残される。

ジムルダークは大きな汚れ。それは様々な土地の汚れを一つに集め、邪悪なる神を復活させるため。

幼くして汚れを吸わされる運命にあった少年。

毎日眠る前に手足の細長い女に彼は直接口移しで毒を抜き取られて、
その毒を三人の男達の一番若いものにその毒を移す。

ジムルダークへ落とされたものたち。一千万の探求者がその犠牲となった。

少女の故郷であるジムルダーク。
ある冒険を少年と二人で一つの旅を終わらせた少女は少年と共に、
その土地に住むようになる。

少年はジムルダークの伝承を知らない。

真実に気付き始める少年。

汚れ尽くした夫婦を邪悪なる神に捧げるため四方の土地のいずれかより

その完結した世界を地下神殿に捧げる。