犬の攻撃行動 | ぶー子の動物相談室

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元ペットショップ店員、現動物看護士による人と動物の関係学。
愛犬との絆を深めるしつけなら、お任せください♪

こんにちはニコニコ

すっかり日が暮れるのも早くなりましたねDASH!目



さて、犬の行動には必ず理由があります。

当たり前のことですが、犬がいきなり咬むこともありません。

咬むには理由があり、そして咬む前には必ず行動があります。

犬の攻撃レベルは、

口角を引く → 歯を剥く → 呻る → 寸止め(咬むふり)
→ 歯をあてる → 咬む(1回だけ) → 咬む(複数回)

という順番になります。

最後の複数回咬む行動は、かなり攻撃性が高いです。


この攻撃の前には、威嚇がありますが、
その威嚇に気付かず、犬に触れようとすると、犬は上に示した行動パターンで、
人に攻撃します。

その攻撃の経験で、「攻撃すれば、自分を守れる」と学習してしまうので、
攻撃行動がさらに強化されてしまいます。

そして、「人を咬む犬」になってしまうのです。


まず、攻撃の前の威嚇に気付きましょう。

そして、「あっ!怒った!」など言わずに
落ち着いた声で、優しく「大丈夫だよ~」と声をかけましょう

また、威嚇した時に、また反応してしまうと、
威嚇すればいいんだ!と学習してしまうので、
何事も落ち着いて接するのが大切です。
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そして、真正面から接することは、犬にストレスを与えてしまうので、
犬の横に座り、同じ方向を見て接するようにするとより効果的です。



いずれにせよ、犬が怒るには必ず理由がありますので、
それに気付いてあげて下さい。


たくさん遊んであげましたか?
お散歩にはいきましたか?
適切なご飯を与えていますか?
犬の行動を制御していませんか?

もしかしたら、あなたに原因があるのかもしれません。


何を始めるにも、遅すぎるということはありません。

しつけはいつでも始められます。



愛犬の一部分だけを見て、それがその子の全てだと決めつけていませんか?

ちゃんと、愛犬と向き合っていますか?

愛犬に理想を求めすぎていませんか?


子供と同じように、犬も飼い主の行動をみて、行動しているのです。
YouTube→http://youtu.be/lVlLotiiHQo