こんにちは。

昨年の2月に行った石川・金沢旅ですが、今回が最後になるかと思います。

 

1月1日に起きた地震で、石川県は大きな被害を受けました。

今も避難を余儀なくされている方も多く、心が痛みます。

被災地の復興を願うと共に、亡くなられた方へのご冥福をお祈りします。

 

今回紹介する場所は、県内では比較的被害が少なかった地域とのことですが、

観光客のキャンセル等、少なからず影響があるとニュースで知りました。

 

この記事を書くこと自体迷いがありましたが、金沢の、石川県の良いところを伝えたいという思いが高まりましたので、前回の記事から期間は空きましたが書かせて頂きます。

 

 

今回は「国立工芸館」と「ひがし茶屋街」の事をメインに書いていきます!

21世紀美術館からバスで少し行き、途中から山道っぽい所を歩くと見えました。

 

こちら「国立工芸館」です!

日本海側で初めての国立美術館だそうです。

実は開館は2020年と最近。それまでは東京にあり、地域創生の一環として金沢に移転したとのことです!

 

中の構造も美しい。

丸い通路が、どこか洋風で素敵です。

 

展示する部屋に入ると、とても大きなモニターがあってびっくり!

そのモニターには数々の美術品が映し出され、タッチすると詳細の説明が出てくるものでした。

鉄塔の椅子」という作品。幾何学的で洗練されている。

 

世界各国の広告も展示されていました。

これはドイツのお酒?の広告。人の色合いがドイツ国旗と同じで、直線的なデザインが非常にカッコいい。

他にも美しい色使いの陶器など見どころいっぱいでした!是非訪れてみて下さい。

 

さらにバスに乗って、お昼を食べに「近江町市場」へ参りました。

屋根があるので悪天候の日も安心!これも、降雪量が多い日本海側だからこそでしょうか。

金沢市民の台所」と言われている、300年以上続く伝統の市場です。

ここで頂く海鮮は絶品とのことで、とあるお店に入りました。

北陸のかに、やばし。

大事に少しずつ食べるのですが、旨味が口いっぱいに広がり、そしてイクラと合わせて食べると幸せの味。

さらに右にあるあら汁も非常に美味しかったです。エビの頭が入ってる?!

 

 

お腹を満たした後は、「ひがし茶屋街」に向かいます。

 

少し脱線しますが、筆者は金沢を舞台にした漫画「私たちはどうかしている」の大ファンです。この漫画にもひがし茶屋街が沢山出てくるので、行くことが出来てとても感慨深かった…

2020年に浜辺美波ちゃん(石川出身!)と横浜流星君(戦隊時代から大好きな俳優さんです!)でドラマ化もしました。

ドラマにもロケ地で出てくるんです! 今回は友達と一緒なので、マニアックなロケ地巡りはやめました(笑)またいつか。

和菓子×サスペンスの愛憎劇。漫画・ドラマ共に傑作ですので、もし良かったら見てみてください😊

こちらが「浅野川大橋」。大正時代にできたアーチ橋で、金沢の季節を彩ります。遠くに見える電灯もお洒落ですね。

先ほど紹介した漫画にも、何回か出てきます。

木造の棟。名前を知りたいのですが検索しても手がかりを見つけられず。

美しい建築。建物の半分以上が伝統的建造物だそうです。

かつてお茶屋さんだった建物をリノベーションし、今では飲食店やお土産屋さんが立ち並びます。

着物で散策されていた方も多く、印象的でした。

少し裏通りに入ってみました。

なんと風情のある美容院なんでしょう。

彩度の高い広告などでの宣伝はせず、情景に合った看板で表しているのが粋ですね。

深い色の木造建築の中を行き来する、趣深い時間。

 

ひがし茶屋街から浅野川大橋方面に戻り、

金澤パフェ むらはた」さんでフルーツパフェを頂きました。

こちらの店舗も町家のような作りになっていて、とても居心地が良かったです。

まず注目して頂きたいのはお皿です。金色の美しい花がちりばめられていて素敵。
パフェ自体もとても美味しかったです。写真右にあるごまのアイスは、見た時は「斬新!」と思いましたが食べてみると風味が広がり、かつ甘すぎないので果物と一緒に食べ進めるのに最適でした。
どの果物も新鮮で、至福の時間を過ごすことが出来ました。
 
その後は金沢駅に戻り、お土産を購入して新幹線に乗って帰宅しました。
そうそう!「ラブライブ!」の新シリーズが金沢舞台なので、そのポスターもありました!
 
 
ずっと憧れていて、訪れたらさらに魅力的な街だと分かったこの場所。
一緒に行ってくれた友達と、記事を読んで下さった方(いるかな?)に、大きな感謝を伝えたいです。
 
そして、この記事で少しでも石川県の魅力を伝える、微力でも石川県を応援することができるのであれば本望です。
ありがとうございました。