最推しのノエル!2のノエル√のあるシーンが軽くトラウマというかノエルは好きだけどこのシーンだけは見たくねえって思っていてそれが2をプレイするのを渋っていた理由なんですが…、やる時が来たようです!

では、スタート↓

ノエル・ヴァルモール(cv:鈴木千尋)

感想

ノエル√は某シーンがしんどすぎる分、ユリウスとの共通√で挟まれるノエルのイベントだったりのハッピ~さが最高に好きなんですよね~…そしてアルバロは【願い】、ビラール・ラギは【選択】と以前書いたと思いますがユリウス・ノエル√のテーマは【魔法】ですね。いい意味でも悪い意味でも。ユリウスもノエルもそしてルルも、魔法が当たり前の世界でずっと生きてきて、魔法は希望の象徴ともいえる世界で生きてきて、魔法に夢や未来を抱いて【魔法は素晴らしいもの】と思ってきていた。そんな三人に降りかかる試練がつらすぎるのもまた事実なんですよね…。

まあ、そんなノエル√。一緒に調査をする約束をしていたのにも関わらず寝こけているユリウスを置いて二人で調査に赴くノエルとルル。ルルが調査を終え、ノエルを探しているとノエルはナンパされておりルルはノエルを助けるためにノエルの片腕にしがみつき連れていかれないようになんとか頑張るルル。

「い、行っちゃ、だめ…!」

「え?あ?る、ルル?」

「な、なによこの子…」

「え、えーと…その…の、のえ、ノエルは……」

「ぼ、僕?」

「ノエル、は……」

「???」

「ノエル、は!わ、…私の、だから、だめ…っ!」

か、かわいい~~~~~~私がルルちゃんの好きなところ全て詰まってるんですよねこのイベント。ルルちゃんのこういうところ可愛くて本当に大好きだ……

そして何よりノエルの好きなとこってルルが寝間着のまま訪問してきたルルに注意するところなんですよね…

「ルル。こんな時間に訪ねてきた僕も悪いが…女の子がそんな姿で男の前に出るのは問題だぞ」「君は気にしないかもしれない。だが、僕は男で、君は女の子なんだ。それだけは忘れないでいてほしい」いや~~~~~初見プレイの時も思ったけど本当にノエルのこういうところ大好き!!!!!!!

平和な感想はここまで…こっからシリアスターンの感想へと入ります。

戦争が始まりユリウスとノエル、そしてルルは住民の避難誘導を始めるが事前にしていた避難勧告を聞かず街に残っていたせいで戦火に巻き込まれている者の多さに絶句してしまう一同。ラティウムが負けるはずがない、モルガナ様がいる限り大丈夫という古代種という強大な力を持つ者が近くにいることから妄信し、考えること、自ら動くことを放棄していてそれ故の末路。自業自得感はある町の人々だがノエルたちは優しいから助けに向かうんですよね…泣くうさぎ(多分アルバロなら「自業自得でしょ」って捨て置くだろうけど)

そして助ける先で瓦礫から抜け出せないでいる赤ちゃんを抱えた女の人を救出しようとするノエルとルル。しかし火の精霊が散らばっていたせいでうまく魔法で助けることができない。迫り来る敵国の兵士たち。こだまする赤ちゃんの泣き声。全てがノエルにプレッシャーとして降りかかり、ノエルは一人の兵士の命を犠牲に女性と赤ちゃんを助け出す。ここのノエルの絶叫がいくら絶叫好きの私でもこのノエルの絶叫だけではずっと慣れる気がしない…それくらいきついんですよね…このイベント。

そして絶望し、魔法自体が怖くなってしまいそしてそんな魔法を使える自分自身も怖くなってしまう。誰よりも魔法の力を信じ、素晴らしいものだと思っていたノエルが一瞬にして絶望してしまう瞬間…まさに目も当てられないとはこのことだな、って思います。

そしてソロの「魔法の力を奪おうと考えている」という考え、そしてソロについていくノエルとノエルと離れたくなくてついていくルル。

ノエルは夜空を見上げながら、淀んだ瞳で自分の手は穢れてしまった。だから触れてほしくないとルルに願うがルルはそれを無視してノエルの手に触れる。

「離して、くれ…」

「嫌よ。…離さない。汚れたりなんかしないもの。…ねえ、忘れちゃった?」

「この手は…ノエルは、人を救ったのよ」

「!」

「赤ちゃんと、お母さん…。少なくともあの二人の命は、ノエルが救ったのよ」

「だが…だからといって、僕の罪が消えるわけじゃない……」

「…わかってる」

「だけど忘れないでほしいの。救われた人もいたってこと」

「ルル…」

「…ノエルの辛さや、苦しさはきっと私が思うよりもずっと重いものなんだって思うけど。簡単に大丈夫だなんて…言えないのかもしれないけど」

「私にとってのノエルは、前と何も変わってない。…それだけは覚えていて」

こういった傍にいてノエルを支えるというルルの優しさがノエルを確実に救っているのが本当にノエル√のルルの好きなとこだな…ってなった。

そして捉えられていたエルウィンもソロの目的に賛同し、人間には有り余る古代種が持つ力を分け与えられるエルウィン。反対に魔法を奪うということに対して答えを出しあぐねているノエルとルルは同意の元魔法がなくなった世界を考え、そしてソロの力によって使えなくさせられる。

そうして魔法が使えなくなった世界のことを考えているとアルバロと再会。そしてアルバロに人質に取られるルル。魔法が使いたくても使えないノエル。それもまた、アルバロの冗談ではあったのだがそのこと、そしてアルバロの「魔法がなくたって人は殺せる」「唯一の武器(魔法)を手放してどうするの?」って言葉にはっと自分のできること、すべきこと、魔法があるからこそできることに気づき一つの答えを得る。そして戻りソロに魔法を返してもらい、そしてユリウスと会う機会を与えてもらい話す。ユリウスもまた最初とは全く反対の「魔法をなくすべきかもしれない、人を傷つけてしまうものでもあるから」という絶望した時のノエルと全く同じ考え方を示していて二人はまたもや喧嘩のような言い合いをしてしまう。しかしルルの助力によって魔法は失うべきものではないという結論に至りそれをソロに伝える。

すると、グロムが現れエルウィンが敵国を率いラティウムを攻めてこようとしていることを知り止めに行くルルとノエル。人間に過ぎたる力を使い、身体に多大なダメージを蓄積させるエルウィンを助けるためにノエルは守るために魔法を振るい、ルルは全属性の力でエルウィンから魔法元素を奪い魔法を使えないようにする。こうして二人はエルウィンの企みを阻止する。

ソロも魔法を奪うことをやめ、ノエルはルルに告げられなかったけれど密かに抱き続けてきた想いを伝え未来に戻る前に結ばれる二人。

そして未来へと戻りノエルとユリウス、そしてルルは誓いを告げる。ユリウスは黒の塔に入り研究員となって悪い魔法の研究が行われないようにすること。ノエルは魔法総省へと入りトップに上り詰め魔法で悪さをされないように止められる位置に上り詰めること。そしてルルは変わらず魔法を大好きなままでいること。を誓い合う。

そして、個別の近いとしてノエルは自分が納得するまで大好きな魔法具を買うことを禁止することを決意する。けれどルルの言葉でノエルはルルのことは我慢しないこともまた誓うように愛を結び合う……

いや~~~~~~~~~~~~~~~………ノエル最高でした……

某シーンはやっぱつらすぎるほどつらかったけど、それ以上に幸福が勝ってやっぱいわたさんのシナリオ好きだな…ってなりました。

これがあるからこその2FDもまたぐっとくるのが最高なんですよね。

あと何といってもノエルは私の大好きなキスする前に「してもいいか?」と聞く男なのも最高なんですよね……

それでは今回はこのあたりで~~ホナ サイナラ(*´ ˘ `*)ノ