※ネタバレ有※
今回もプレイ順はあみだくじで決めました!新キャラクター、エドガーを加えての無印FDの魔法のルーペとシンシアの憂鬱の感想です!では、スタート↓
エドガーの魔法のルーペ 感想
無印(本編)の全属性√にて人類初の【全属性】を得たルル。しかし全属性を持つに相応しい経験も知識も技術も備わっていないため以前のような魔法の暴走は無くなったが失敗が続いていた。だから結構本編よりも落ち込み気味けれどいつもの明るさはある…そんなルルのお話です。そして、最近誰かにつけられているように感じていたルル…の目の前にアルバロによって前に出されてしまうエドガー(cv坂巻亮郁)
このエドガーがね…2以降のワンドにおいてめちゃくちゃ重要な役割を担うんですよね…だから無印FDの時点で2の構想あったんじゃないかな…
そんなエドガーと出会い持ち前のコミュ力で友達になるルル。そしてエドガーの境遇を聞き、少なからず共感してしまう。エドガーは元々魔法使いになろうと思っていたわけではなく魔法の勉強をしたこともなかった。しかし、ある日媒介のルーペを手にしたことによりミルスクレアに通うことになっていた。それでも魔法を学ぶことも意味がないわけじゃないと明るく言うエドガーは男のルルって感じがするなあとおもいましたしそういう意図なんだと思います。そんなエドガーを含めた小話のシナリオって感じです。エドガーの魔法のルーペは
アミィ√感想
無印本編後なのでアミィとの仲の良さも深まってて同室のルルおかげで明るくなってるとラギに言われるラギにめちゃくちゃ嬉しくなってしまったね私は…
アミィ√はラギを案内人にして山にお香の材料となる草を取りに行きその際に沼にはまり抜け出す拍子でルルに抱き着きチビドラになってしまうラギ。怒った様子でアミィの作ったカップケーキを頬張るチビドラ状態のラギとにこにこと笑い合うルルとアミィのスチルめっちゃ好きなんですよね……
そしてラストには頑張りすぎているルルのためエルバートと一緒にお茶会を開いてくれるアミィ。めちゃくちゃいい親友のイベントで好きになりました(元から好きやけど)
ビラール√感想
2に向けてのイベントって感じがしてかなりシリアス度が強めな感じがしましたね。最後のビラールとのイベントで魔法でファランバルドの幻覚を見せてくれるビラール。最初は喜んでいたルルだったが次第にファランバルドの現状に近づき、ファランバルドの光景が水がなく飢え枯れはてた様子へと変化する。ルルはビラールがぶち当たっている問題を強く理解し、そして過去と未来いけるのなら過去へ行ってなぜファランバルドから精霊が逃げて行ってしまったかを知りたいと言っていたことや一度ファランバルドに戻らないといけないかもしれないという言葉を深く受け止める――。
そんな感じのお話。それでも明るい終わりなんですがエドガーが出てきて、ビラールのこの思いが2へと導いたんだろうなとしみじみ感じました
エルバート√感想
ルルが失敗続きでへこたれてるお話だからこそエルバート先生がすごく先生しててよかった!特にエドガーと一緒に特別学級の子供たちの前で魔法を行使することになったルルとそれを優しく見守るエルバートのイベント大好きなんですよね…
とても穏やかなスチルってのもあって好きです。結構ここまでくるとメイン攻略キャラ以外だとスチル、イベントが重なって感想が短くなってしまいますがそれは許してください…w
ラギ√感想
ラギ…超、超↑よかった……
全属性になったことで本人のあずかり知らぬところで特異な目を向けられているルル。ラギ狙いのイベントではそのせいで黒の塔の研究員に話しかけられ困るルルとそれをラギが助けてくれるというイベントが発生します。これでラギが普段黒の塔のほとんどの人間から研究対象扱いををされていることを知る。ここのルルのいいところは自分もそんな目を向けられていたのにラギのことを心配するところですね…自分より他人を心配するなんていい子だ本当に
そしてラギ√の最終、今日はうまくいくかも!と元気なルルだったが元気がありあまってしまっていた分空元気のまま失敗してしまい落ち込んでしまう。そんな様子のルルを見かねたラギは声をかけ裏山へ。そして一緒に側にいて眠ってくれるラギ。なんとも色気のない心からの励ましからくる行動でありラギのいいところだな~好きだな~ってなります
結果的に寝ぼけたルルに抱き着かれチビドラになってしまいぬいぐるみのように抱きかかえられながら移動するラギ。それに怒るラギ。どうして怒るのか分からないルル。それを楽しそうに語るアルバロという構図が最高に面白いルートでしたね…
ユリウス√感想
なんかすげえユリウスのずるさを見たルートでした。基本的にはだめだめな子供みたいなユリウスなんですが最終イベントにて失敗続きでへこたれるルル。ルルの失敗話を聞きいつものように「やっぱり君の魔法は意味が分からない!すごいよ!といったユリウスなりの誉め言葉で称賛するがへこたれてるルルは「ユリウスは私が失敗しないと嬉しくないの?」なんて心無いことを言ってしまい泣き出してしまうルル。そんなルルにルルのため込んでいるものを教えて?と言って穏やかに語り掛けるユリウスはまさに家族構成上兄である現実を突きつけられてずりぃ~~~~~~!!!!!となりました。ユリウスはずるいと思うわ
ノエル√感想
ノエル、そしてアミィはルルと同じく挫折を知る者同士だからこそルルの苦悩を理解してあげられる人というのがすごくわかってとてもよかった!
そして自身を持てないルルの代わりに一芝居うって魔法が成功したという経験を身に着けてもらうために呪いにかかってしまったと芝居を打つノエルがまじでいいやつ過ぎて最高だった!
「勇気を出すんだ、ルル!」
「君は今まで、ずっと努力し続けてきただろう!それは僕もずっと見てきたというのに、肝心の君は認めないのか!?」
「…自分を信じろ、ルル!今日まで頑張ってきた努力を信じるんだ!」
「ノエル…」
「君でなければできない…!いや、君ならできる‼」
「ノエル…私、やってみる。ノエルが信じてくれるから私も、私を信じてみる…!」
そして無事解呪することができたルル。
「…これで、少しは自信がついたか?」
解呪できたことに喜ぶルルにぼそっとノエルがいうこの言葉がすご~~~~~いすき……やし、その後ノエルに会ってお礼を言って手を繋いで帰るのが本当に好き~~……
めちゃくちゃ好きなスチルですね………ほんと、ノエルの良さがたっぷりつまったイベントです
アルバロ√感想
アルバロ√は他√同様落ち込んだりはするんですけどそれでもルルは強さを持ち合わせ、自分で持ち直すのがアルバロが自信を退屈させないおもしろくさせてくれるルルが【好き】だからというのがあって好きですね…
アルバロ√は全属性になったおかげでルルと交友関係のある人たちは様々な人(おそらく黒の塔の研究者や記者かと思われる)にルルのことを大したことないことまで根掘り葉掘り聞かれていた、という事実をルルはシンシアたち経由で知り自分に直接聞いてくれればいいのにと落ち込んでしまうルル。
そんなルルに声をかけたアルバロはルルが思っているよりも周りに悪意に満ちた人がいるという話をしてルルはそれでも私は知りたいと言うルルに笑顔を込め自分の秘密を教えてあげてもいいと言って年齢詐称していたことを伝える。(このスチルの差分後のアルバロの本当の意味でも笑顔っぽい笑顔が好きなんだよな~~)
しかしその後のアルバロの言葉で2を思い出してしまったね私……
エドガー√感想
基本的にイベントとしてはトゥルー、そしてレクチャー√と同じ流れを辿ります。
メインイベントとしてはエドガーと同じ特別学級にいる女の子、ティーナ。彼女は母親の大事なペンダントを母親がいない間に勝手に借りてなくしてしまう。そのためエドガーに頼みルーペでペンダントを失くした時のことを見てほしいと頼むがうまく扱えないエドガーはできないといいそれはルルも同じことだった。しかしティーナは両親が魔法使いの魔法一家で育ったこともあり「私を助けてくれない魔法なんていらない!」と言ってしまう。その言葉に落ち込み、なんとかしてあげたいと悩む。そして落ち込んでいる姿を見つけ元気づけたいとわらわらと近づいてくるユリウス、ノエル、ラギ、ビラール、アルバロ、エスト。そしてみんなにわけを話し手伝ってくれることに。足で探していると鳥がペンダントを持ち去ったことを知る一行。どうしたらと悩む一行だがペンダントがティーナの父の学生証だとするなら父親ならわかるかもしれないと一件落着したかのように見えたが親に知られたくなくてエドガーを頼っていたのに、という初歩の話で躓く。しかしエドガーもルルもティーナの願いをかなえてあげたいとみんなに伝え親に謝ることを約束させたうえで探すことを決める。しかし、街中で大きな木が突如生えその先にペンダントがかかっているのを見つける。
ルルたちは魔法を使い、木を枯らさせ事件を収束。ペンダントも見つけ、ティーナに返すことができ大団円。
事件後、エドガーはルルのことを【全属性の少女】ではなく【友達のルル】として見るようになってそこが好きだな~ってなりました
エスト√感想
エスト√はエドガーとの共通のイベントでのセリフの「いやです。ダメです。聞こえません。お好きな言葉でお断りしてあげますが?」ってセリフがエストらしさのかたまりで好きですね~w
エスト√は落ち込んでいるルルが普段だったらへこたれないエストの言葉にへこたれてしまい、それに逆にエストの方が動揺してしまう。落ち込み花壇の花に話しかけるルルに追いつくエスト。いつもとは反対にエストを退けようとするが退いてはくれないエスト。エストはルルが拗ねているのを知り、励ますために頭を撫でる――、というイベントがめちゃくちゃよかったです!いつもと反対になるのがいいですねえ…ルルがいつも通りじゃないのに弱いエストいいね……
トゥルー・レクチャー√感想
流れは基本的にはエドガー√と同じです。トゥルーエンドは新聞部の奥にいるモルガナ様と会話するイベント。レクチャー√では先生とのイベントがあります
特にレクチャーエンドのこれからも全属性となったルルを見守っていこうというイヴァン、ヴァニア先生が良すぎる!スチルもめちゃくちゃに好きです!
本当にエドガーと魔法のルーペは2に続くお話って感じがしましたね!サクサク進むのでそれもまた楽しかったです
シンシアの憂鬱感想
ワンドってやっぱ人生だな…って再確認したコンテンツです。
題名の通りシンシアが悩んでいてそれを知ったルルが問題を起こしたりなんやかんやするそんなお話です。
シンシアの悩みとは貴族の娘であり貴族として箔がつく単位は取り尽くしており家に戻るように言われ、政略結婚させられそうになっていてそれに悩んでいることを知ってなんとかしてあげたいと思うルル。その一方一方マシューがシンシアのことが好きだとアルバロ、ラギに打ち明けていた。様々な作戦(トラブル)の末シンシアはユリウスに告白することを決意。その場に駆け付けたルルたちだったがあえなくシンシアは玉砕(それでも普段よりも比較的優しいように思えるユリウス)ルルたちがいたことに気づき恥ずかしさのあまり今にも泣き出しそうな顔をするシンシアに「シンシアは素敵な女の子だよ」と自分の気持ちを伝えつつシンシアを励ますマシュー。マシューの言葉に励まされ、ちょっと諦めなくてもいいのかもしれない…と少しだけ勇気を持つシンシアだった――、という感じの話です。
基本的にルル、そして故意的に起こすトラブルメーカーのアルバロも関わるので本当に大変なことにはなるのですが結果的にはハッピーエンドでとってもよかったです。これからの2FDのあの成長に至ると涙しちゃいますしシンシアは愛する幸せより愛される幸せを選んだってのがとってもいいですね
所謂シンシアは話題の悪役令嬢的なポジなんでしょうけどそんなシンシアが結ばれる相手が誠実でお人好しな一般家庭の男の子ってのがまたいいですね!
それでは今回はこのあたりで!次は無印本編の各恋愛、友情ED後からのアフターストーリーの感想です!
ホナ サイナラ(*´ ˘ `*)ノ