本編かなりよかった筆頭なんですがFDのシナリオというか主柱になる事件が好みすぎましたね…スタート↓

鵜飼昌吾(cv:木村良平)

感想

本編のあと、昌吾の両親に挨拶をし昌吾が大学を卒業することを条件に婚約を認めてもらっている昌吾とツグミ。しかしそんな二人の元へ昔親同士が約束をして決めた婚約者と錐合澄蓮が現れる。一時はたまたま居合わせた紫鶴の起点で追い払うことが叶うがその後ツグミは澄蓮と会い話をする。彼女は男に自身の体をさらけ出すことも、男に触れられるのもするつもりがなく昌吾も愛していない。子も孕むつもりもなく。親を納得させるために三年だけ昌吾を貸してくれと言う。それにツグミは何も答えることができず、そして雉谷から昌吾の母親が女が働くことをよく思っておらず昌吾と結婚するつもりなら仕事をやめてほしいと思っていることを知りさらに頭を悩ませてしまう。

そんな中ある稀モノがフクロウの元へとやってくる。それは最近世間を賑わせている華族の娘の殺害事件で死んだ被害者でありツグミの女学校時代の後輩が…幽霊として化けて出てきて書いたとされる稀モノだった。そしてツグミはその稀モノを読んだ瞬間――後輩の霊に憑りつかれ彼女が受けたとされる事件の際犯人にされたらしき暴行される悪夢をずっと見続け、容疑者の一人雀部忠清と会うたびに体調不良に見舞われることになる。

雀部はツグミの苗字を聞き華族であることに興味を示しそれからというもの待ち伏せていたかのように頻繁に会うことになる。その間にも捜査は進むが雀部は尻尾を出さずツグミは囮となり捜査をするようになり昌吾もそれに手伝うことに。しかしそれでも確定できるような証拠は掴めず、何度も雀部と会い体調が悪くなるツグミを傍に控えていたわけでもないのに助けたりもする昌吾。そしてツグミは悪夢、そして後輩の霊のせいで昌吾とコトに及ぼうとしている時に言い表せない恐怖を感じ昌吾を錯乱し拒否してしまう。昌吾も霊のせいだと理解はするが日に日にツグミは衰弱していき見ていられなくなりそれでも囮捜査をするというツグミを止めたくもあり、仕事をやめてほしくもあり、仕事を好きなツグミを好きである矛盾を抱き続けそしてツグミは仕事も昌吾も諦めない選択をする。

そんなことがありつつも事件は二人三人と犠牲者を増やしていきとうとう雀部に餌を巻き釣り上げることに。餌を巻き、その日の夜事件現場である神社にいるとツグミの元に現れる。ツグミは逃げ林の中へと走るがあえなく捕まり首を絞められてしまう。息ができなくなる中雀部は真実を語る。

雀部はこの行いを正義だと信じていた。華族の女たちに蔑まれ恨んでいた。そしてなにより澄蓮に手紙を破られプライドをズタボロにされたことが全ての始まりだった。だから自分を傷つけた華族の女たちを憎み、殺した。それを正義だと信じて。鵠居の目指す無階級社会こそ正義であり今のこの行為は正義であると正しいのは自分たちで鵠居たちであると。隼人たちは雀部の仲間に阻まれ助けに来ない。もうだめかと思った時に昌吾は現れ銃を向ける。昌吾によって助けられ荒々しく呼吸を繰り返す。昌吾に銃を向けられ説教されそして雀部は犯人として逮捕されることに。雀部はつかまり後輩の霊もツグミの中から消えていなくなる。

事件も終わりツグミは昌吾に仕事をやめる意思がないことを伝え、だからこそ昌吾の母と話をしたいと意思を伝える。昌吾は涙を流す。とても心配したから。本編の時もツグミのことを守りたいと助けたいと思って行動していたから。だから隼人たちとともに教習所に通い銃の扱い方を覚えていたから。強くなりたいと願ったから。そして今回の件でより一層心の距離は近づく。

エピローグで昌吾の両親の元へ向かう二人は男装の女優。錐合蓮とぶつかる。立ち絵的にもおそらく蓮=澄蓮でツグミに自由になってほしいと言われたからこそ女優の男装の麗人としての道を選んだのかな!と思えてめちゃくちゃ最高でしたね!

いや~~~~~~昌吾√はより一層成長が感じられてよかった!昌吾のいいところも悪いところもたくさん出ていてそれがやっぱり昌吾らしさでよかったですね!あと手記めっちゃよかった昌吾。

それでは今回はこのあたりで!ホナ サイナラ(*´ ˘ `*)ノ

※「ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑綺譚」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社に帰属します。