この令和の時代にネタバレを踏むことなく完全初見プレイというニルアドです。このチームのはオラソワしかプレイしてなかったのですがなんかしてみる気になったのでやります!では、スタートです↓ 

本編共通感想

 舞台は大正。華族である久世ツグミは傾きつつある家のために結婚を決意した。しかしそれを知り酷くショックを受ける弟のヒタキ【稀モノ】と呼ばれる書いた人の感情に読んだ人が悪い影響を受けるものをたまたま読んでしまい焼殺自殺を計ってしまう。ヒタキは一命を取り留めたものの自分のせいだと自責の念にかられるツグミ。当然のように結婚も破談に。そんなツグミの元に【帝国図書情報資産管理局】通称【フクロウ】と呼ばれる団体の尾崎隼人と鴻上が訪ねてくる。ヒタキが読んだ本に訪ねてきており応対するツグミ。そこでツグミはヒタキが自殺を図った原因らしき本を見てある能力が発現してしまう。【アウラ】と呼ばれる稀モノに宿った著者の感情が光として宿っているように見えてしまう、という能力だった。それに気付いた隼人はツグミを勧誘するがツグミは断りそして隼人たちは去って行く。しかしその後日隼人とその上司の朱鷺宮栞が謝罪として訪ねて来そして再度勧誘される。隼人の時だと動揺しかなかったツグミだったが同性である朱鷺宮の誘いによりそしてヒタキのような人を出さないためにも、そして何より自身がこの家にいたくなくなったこともあり勧誘を受けフクロウに入ることに。入るにあたって長かった髪を切り、鳥籠から出るように屋敷からフクロウ本拠地へと移るのだった。その先で同じフクロウの星川翡翠、フクロウと同じアパートに住む作家の汀紫鶴、ヒタキと同日に稀モノで自殺を図った首相の息子で監視の名目で同じアパートで共同生活を余儀なくされた鵜飼昌吾、稀モノの件で事件に巻き込まれ殴られ本を奪われ燃やされてしまった鷺沢累など様々な人と出会い自身の世界を広げて行くツグミ。

と言う感じの共通でした!共通段階で私的好感度が高いのは翡翠と紫鶴さんとサブのクイナさんです!初回迷ったんですが翡翠からです!

星川翡翠(cv:逢坂良太)

帝国図書情報資産管理局 探索部所属
真面目で頑張り屋な性格で、口が悪い隼人の嗜め役。
特殊な能力に目覚めたことが切っ掛けでフクロウに入る。
基本的に礼儀正しいが、女性嫌いな一面がある。

感想

 翡翠√は翡翠の出自、探していると言う絵本。そしてサブキャラクターである笹乞藤一郎が深く関わる物語でした。

結構、男所帯なのもあってか翡翠割と早い段階でこいつツグミのこと好きだな…?みたいになっていていた好きになった!?感は割とある√でした。

ある日、探していると言う絵本について聞くツグミ。そしてある日フクロウの本拠地に昌吾の名前を使って隼人とツグミは潜入する。そこで大ボスの四木沼の妻、薔子と出会う。薔子に懐中時計を渡され度々二人で会うことに。翡翠の探す絵本を薔子が持っていることをフクロウの調査で知っていたツグミはどうにか譲ってもらえないかと思うが譲ってはくれない薔子。こうして個人的な理由としてフクロウには内緒で薔子と会っていたツグミ。そんな頃、翡翠との関係もまた親密になって行く。自分はあなたを汚したりしない、あなたは誰も好きにならないでくださいなんて言われながらも行動が伴っていない翡翠に動揺が隠しきれないツグミ。そして段々翡翠は恋心を隠せなくなってくる。隠せない気持ち、自分以外に優しく接するツグミ。嫉妬心が隠せず、そしてたまらなく翡翠はツグミに荒々しく口付けをした。しかし、それはついといった感じの様子で青ざめた翡翠はその場を逃げ出しそしてツグミから距離を取り出す。ツグミから距離を取るためにアパートに帰らなくなる。そんなある日、ツグミが【ナハティガル】で薔子に会いに行っていたことがバレてしまう。問われても「個人的な理由です」と様々な理由から口を閉ざすツグミだったが運悪くその場に翡翠が居合わせてしまい、【ナハティガル】で薔子に会いに行っていたのが翡翠のためだとバレてしまう。結果的に同じことを知っていたら自分たちもしていただろう。ということで罪に問われることなく厳重注意となる。その後温室へ行くと翡翠がおり翡翠と想いを通わせ、身体を交わらせるツグミ。ここの翡翠が結局あの女の子供、汚したい、汚したくない、穢らわしいなんて言っていたのが印象的でしたが思っていたよりもツグミが強い女で最高でしたね…そして晴れて恋人同士になる二人だった。

その後、いつものように稀もの探しに出かけるツグミ。笹乞の店に張り込む翡翠だったがふらふらと所在なさげにでかける笹乞を見つけ追いかける二人。笹乞はナハティガルで偽の稀モノを作らされており心身共に疲れ切っておりナイフを手に集団自殺を稀モノでなく自身の気持ちから測っていた。翡翠とツグミはそれを止め、そしてツグミは笹乞に語りかける。また本を書いてください、あなたの物語を待つ人が必ずいるはずです、稀モノでなくともーー。と。そして笹乞は重要なナハティガルで行われる仮面舞踏会の情報を教え傷害罪として捕まるのだった。フクロウ一行は笹乞の証言を信じ潜入。隼人が客から本当のことを聞き出し朱鷺宮たちも潜入。四木沼を囲うが協力者の百舌山の姿がなく探しに出る翡翠とそれを追うツグミ。その先で誰かをお茶をした後と見れる薔子と出会う二人。自身の母のことを知っている様子の薔子に動揺を隠しきれない翡翠。薔子は翡翠の母とは女学校時代の友人で親友だったと語るが信じきれない翡翠。探し人のことを教えてくれようとするが信じられない翡翠は自分たちで探すと部屋を飛び出しツグミもそのあとを追い百舌山を追い詰める。そこで知った真実は翡翠の母は翡翠を捨てたのではなく百舌山に能力者の実験台として殺されていたという事実だった。しかもそのことに関して全く妻の意識を感じていない様子の百舌山。翡翠は怒りのあまり殺してしまいそうになるが必死の思いで止めるツグミ(バッドでは百舌山を殺し翡翠は失踪)。死の際に立って尚後悔も謝罪もしない百舌山。そこへ現れたのは薔子で、そして吐血する百舌山。薔子のお茶の相手とは百舌山であり百舌山の飲んだお茶の中に毒が入っていたのだった。親友を殺した犯人として恨み、ずっとずっと長い年月をかけてその時を見計らっていたのだった。そして百舌山は苦しみそのまま死亡。薔子は翡翠の母がどれだけ翡翠を愛しているか、その名前の由来、翡翠の母との思い出を語り翡翠が探していた翡翠の母が書いた本を翡翠に譲る。翡翠が本を開くと温かな翡翠の母から翡翠への愛情が困ったアウラが現れ涙する翡翠とツグミ。そしてED。エピローグでは船上にいてーー、みたいな感じのお話でした!

真相、と呼べるようなものには近づかない初回に相応しい√でしたね!印象的だったのが時貞もそうなんですが意外と雄雄していたところです。とてもよかった!次は紫鶴さん√します!それでは今回はこの辺りで!ホナ サイナラ(*´ ˘ `*)ノ

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